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トヨタ トヨタ シエンタ 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2023/06/25

トヨタ シエンタの新型モデル情報を紹介します。トヨタ シエンタの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。トヨタ シエンタ新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

トヨタ シエンタ新型モデルの概要

トヨタ シエンタは、2003年にデビューしたコンパクトな3列シートモデル。ここで紹介するのは2022年8月にデビューした3代目だ。扱いやすい5ナンバーサイズはそのままに、初代より受け継ぐ運転のしやすさや利便性を磨き上げて誕生。2列目シートの居住性をアップし、低燃費と走りを両立するパワートレーンの搭載や、最新の安全・安心装備の投入など魅力を大いに向上させている。

ハイブリッドモデルとガソリンモデルをラインアップし、上級グレードのZ、中間グレードのG、そしてベーシックモデルのXの3グレードを用意。全グレードに7人乗り(3列シート)のほか、5人乗り(2列シート)仕様も設定し、また、ハイブリッドモデルには4WD機能を持つE-Fourをラインアップした。

ちなみに、シエンタのネーミングの由来は、「7」を意味するスペイン語の「シエテ」と、英語の「エンターテイン」を組み合わせた造語で、「7人を楽しませるもの」という思いを表現している。

トヨタ シエンタの外観・内装デザイン

3代目モデルでは、室内の広さを感じさせながらボディのコンパクトさを強調したエクステリアを採用したトヨタ シエンタ。その外観の魅力とともに、居心地のよい空間を目指すなど工夫を凝らした内装デザインについて確認していこう。

外観:ヘッドランプもチャームポイント

ボディのコーナー部を丸くしてコンパクトに見せ、取り回しの良さにもつながる「シカクマルシルエット」が、エクステリアの特徴。また、大きなサイドプロテクションモールを採用することで、気兼ねなく使えるツールとしての機能を表現したという。

「日常を彩り、愛着が沸くちょっといいもの」という、さりげなさも狙っていて、日常に溶け込むボディカラーの設定も注目ポイント。都会的でありながらアウトドアシーンにも似合う「アーバンカーキ」や、鮮やかな「スカーレットメタリック」などを設定し、同時に、ダークグレーのルーフ色と組み合わせたツートーンカラーも用意した。

シエンタらしい個性を際立たせるヘッドランプのデザインも、目を引くチャームポイント。すべての光源をLED化し、1灯の光源でロービームとハイビームの切り換えが行えるBi-Beam(バイ ビーム)を上級グレードのZに装備している。

シエンタの個性を際立たせたリアビューも魅力的。ライン状に発光するテールランプとドット柄ストップランプが印象的なコンビネーションランプはZの専用装備となる。

内装:使う楽しさに加えて心地よさも演出

薄く軽快な印象をもたらす水平基調のインパネ。車両感覚のつかみやすいデザインに仕上げたのも特徴だ。左右のドアベルトラインへのシームレスな繋がりは、室内空間の広がりを演出。インテリアのカラー設定も魅力で、明るい印象をもたらす「フロマージュ」、落ち着いた空間を演出する「ブラック」のほか、パッケージオプションとしてアースカラーの「カーキ」を用意した。

ドアポケットやカップホルダーのデザインをはじめ、入れるモノを楽しく表現したピクトグラムなど、愛着のわくディテールも特徴。また、上級グレードのインパネやドアアームレストにファブリックにあしらって、上質さを演出した点も好印象だ。

トヨタ シエンタのサイズ・室内スペース

初代以来、3列シートながらコンパクトなボディが魅力のトヨタ シエンタ。そのボディのサイズは、他のモデルと比較してどの程度になるのか。また、室内スペースの進化ぶりや、収納や荷室の実用性についても、ここで見ておこう。

ボディサイズ:先代モデルとほぼ同じ大きさ

歴代モデルにおいてコンパクトなボディが特徴のシエンタ。ここで紹介する3代目モデルのサイズは全長4260㎜×全幅1695㎜×全高1695㎜で、先代モデル(4260×1695×1675mm)とほぼ同じ大きさに収めている。この数値は、同じトヨタのノアに比べてみると、長さが40cm以上(435mm)も短いのだから、タウンユースを含めて取り回しはイージー。最小回転半径は5.0mなので駐車場などでの切り返しやUターンの際もスムーズだ。

室内スペース:広さと乗り降りの良さを磨いたキャビン

先代モデルとほぼ同じ大きさのボディだが、室内の広さに余裕がプラスされている点が特徴。1列目席と2列目席の着座位置の距離を表す前後カップルディスタンスは、先代に比べて80mm延長して1000mmに。2列目席のヘッドクリアランスも25mm拡大している。これは室内高が20mmプラスされて1300mmとなったことが貢献している。また、1300mmの室内高は、小さな子どもが立ったまま着替えなどが行えるほど天井が高いことを示す。

フロアは低く設定され(地面高330mmで)、段差のないフラットフロアも踏襲。さらに、パワースライドドア開口部の高さは1200mmまで拡大(従来型比+60mm)し、後席の乗降性を向上させた点も魅力だ。

キーを携帯していれば、フロントドア下側に足を出し入れすることでスライドドアが自動で開閉するハンズフリーデュアルパワースライドドアは、Zグレードに標準装備し、Gグレードにオプション設定した。

収納スペース:使いやすいアイデアあふれる小物入れ

紙パックに対応した前席カップホルダーや1LペットボトルもOKのドアポケット、Boxティッシュも入ってしまう運転席のインパネ小物入れなど、収納はファミリーユースを考慮した配慮がうれしい。また、カーゴスペースも使いやすく、バックドア開口はスクエアで高さと横幅のある造形。セカンドシート・サードシート格納時には自転車などの大きな荷物を積載でき、低床なので積み降ろしもスムーズだ。

数値を紹介すると、7人乗りモデルの荷室は、高さ1105mm、フロア高505mm。荷室長(奥行き)は、最大1525mmで、2列目席を使用する際でも990mmを確保している(スライドは最前位置)。

トヨタ シエンタの性能・燃費・装備

ハイブリッドモデルとガソリンモデルをラインアップするトヨタ シエンタ。それぞれのパワートレインがもたらす性能や、燃料代に深く関係する燃費のパフォーマンスは、ぜひチェックしたいポイントだ。また、ファミリー層をターゲットにするだけに、安全システムに関する部分など、装備・機能についても注目したいポイントをチェックしていこう。

走行性能:足回りはフラットで上質な乗り心地を追求

ハイブリッドモデル(シリーズパラレルハイブリッド)は、1.5Lダイナミックフォースエンジン(91ps、12.2kg・m)とモーター(80ps、14.4kg・m)の組み合わせ。心地よい走りと優れた燃費性能を高次元で両立しているのが特徴だ。また、4WD(E-Four)はリアにもモーター(3.0ps、4.5kg・m)を搭載し、雨天に登坂発進するときの安心感を向上させた。

ガソリンモデルは、1.5Lダイナミックフォースエンジン(120ps、14.8kg・m)を搭載し、マニュアル感覚のシフトチェンジが楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックを備えるDirect Shift-CVTを組み合わせた。

TNGAに基づき新設計したプラットフォームを採用。軽量ながらバランスの取れた高剛性ボディが、上質な乗り心地のほか、高い操縦安定性をもたらした。足回りでは、しなやかに動くサスペンションなどで、接地感あるフラットな走りを目指した。

安全性能:機能をアップした予防安全パッケージ

先進機能を用いて機能を高めた「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備。「プリクラッシュセーフティ」は、車両、歩行者、自転車運転者に自動二輪車(昼)を加え、検知範囲を拡張。事故の割合が高い交差点での支援を拡大している。また、一般道などのシーンでもドライバーの運転をさりげなく支援する「プロアクティブドライビングアシスト」は、「歩行者の横断」や「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行い、ドライバーのステアリング・ブレーキ操作をサポートする。

ハンドル操作、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジの全操作を車両が支援してスムーズな駐車をサポートする、トヨタチームメイトの「アドバンストパーク」は、上級グレードのZグレードにオプション設定した。

トヨタセーフティセンスの単眼カメラを用いたドライブレコーダー(前方)を、ZとGの2グレードに標準装備し、Xグレードにオプション設定(後方ドライブレコーダーは、全グレードにオプション設定)。映像データはディスプレイオーディオの画面ですぐに再生することもでき、Wi-Fi経由でスマートフォンでも再生が可能だ。

燃費性能:28.8km/Lを達成して先代比2割増し

ハイブリッドモデルは、システムの高効率化をアップ。心地よい走りと優れた燃費を高次元で実現し、WLTCモード燃費は、28.8km/Lを達成(Xグレード、5人乗りFFモデル)。充実装備のZグレードでも、7人乗りFFで28.2km/Lをマークしている。先代モデルのハイブリッド仕様(FF)が22.8km/Lだったので、実に2割以上の燃費向上を果たしている。

ガソリンモデルのWLTCモード燃費は18.4km/L(5人乗り)。先代の17.0km/Lより1km/L以上の向上を果たした。

装備・機能:室温や日差しへの気配りで、おもてなし

オートエアコン(ダイヤル式ヒーターコントロールパネル:ピアノブラック)を、ベーシックなガソリンXグレードを除き、全車に標準装備(ガソリンXグレードはマニュアルエアコン装備)。ガラス類は、紫外線の強い季節や時間帯でも気軽にドライブを楽しめるUVカット機能付きだ。

加えて、セットオプション(ZとGグレード)のコンフォートパッケージでは、日射しによる暑さをもたらす赤外線(IR)カット機能も採用。また、このコンフォートパッケージは前席シートヒーターやステアリングヒーターも合わせて装備される。

後席へ風を送ることで、空気を効率的に循環させ、冷たい空気や温かい空気の偏りを解消する天井サーキュレーターも、ZとGの2グレードにオプションで用意した。

トヨタ シエンタおすすめポイント要約

3代目の開発に当たって、開発チームは改めて多くのユーザーの声に耳を傾け、本当にシエンタに求められるものを探ることを行った。そこで辿り着いた答えは、「使い勝手の良い室内空間」を磨き上げることだったという。

その思いは、キャビンの多くの箇所に見受けられ、パッケージングから小物収納に至るまで、使いやすい仕様を施しているのが魅力だ。また、デザイン面も3代目の注目ポイントで、ライトまわりの造形などエクステリアも心憎い仕上がりだ。

同時に注目したいのがメカニズムの進化で、ハイブリッドモデルでは燃費を大幅に向上。乗り心地に加えて、静粛性についても追求し、快適な移動時間を提供してくれるのもありがたい。しかも、これまでとほぼ同等のボディサイズで取り回しにも優れる。シエンタは、ファミリー層をはじめ、使う人、乗る人にしっかり寄り添った完成度の高さが光るモデルだ。

トヨタシエンタ 2022年8月発売モデル

ハイブリッドZ

価格 291万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 7名
燃費 -

ハイブリッドZ

価格 287万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 5名
燃費 -

ハイブリッドG

価格 269万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 7名
燃費 -

ハイブリッドG

価格 265万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 5名
燃費 -

ハイブリッドX

価格 242万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 7名
燃費 -

ハイブリッドX

価格 238万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 5名
燃費 -

ハイブリッドZ

価格 311万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 7名
燃費 -

ハイブリッドZ

価格 307万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 5名
燃費 -

ハイブリッドG

価格 289万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 7名
燃費 -

ハイブリッドG

価格 285万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 5名
燃費 -

ハイブリッドX

価格 262万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 7名
燃費 -

ハイブリッドX

価格 258万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 91 ps(67 kW)/5500rpm
最大トルク kg・m(12.2 Nm)/3800〜4800rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 256万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 120 ps(88 kW)/6600rpm
最大トルク kg・m(14.8 Nm)/4800〜5200rpm
乗員 7名
燃費 -

価格 252万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 120 ps(88 kW)/6600rpm
最大トルク kg・m(14.8 Nm)/4800〜5200rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 234万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 120 ps(88 kW)/6600rpm
最大トルク kg・m(14.8 Nm)/4800〜5200rpm
乗員 7名
燃費 -

価格 230万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 120 ps(88 kW)/6600rpm
最大トルク kg・m(14.8 Nm)/4800〜5200rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 199万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 120 ps(88 kW)/6600rpm
最大トルク kg・m(14.8 Nm)/4800〜5200rpm
乗員 7名
燃費 -

価格 195万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 120 ps(88 kW)/6600rpm
最大トルク kg・m(14.8 Nm)/4800〜5200rpm
乗員 5名
燃費 -

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