【フェラーリ・チャレンジ】ラウンド3スポーツランドSUGOのレース2は大荒れの展開に

「フェラーリ・チャレンジ・ジャパン」2024年ラウンド3レース2は大荒れの展開「赤旗でレース終了」【動画】

欧州、北米、英国という各シリーズと並び、日本で開催されるフェラーリ・チャレンジ・ジャパンは、ドライバーの経験やスキルに併せてトロフェオ・ピレリとコッパ・シェルにクラス分けされる。さらにピレリとシェルが、それぞれエキスパートとアマチュア(Am)に分けられて、都合4クラスが用意される。
欧州、北米、英国という各シリーズと並び、日本で開催されるフェラーリ・チャレンジ・ジャパンは、ドライバーの経験やスキルに併せてトロフェオ・ピレリとコッパ・シェルにクラス分けされる。さらにピレリとシェルが、それぞれエキスパートとアマチュア(Am)に分けられて、都合4クラスが用意される。
スポーツランドSUGOで開催された「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパン」ラウンド3。チェッカーまで残り5分で発生したクラッシュによる赤旗でレース終了という大荒れの展開となった。

Ferrari Challenge Japan

2戦連続でポール・トゥ・ウィンのYudai UchidaiとAkita

「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパン」(以下フェラーリ・チャレンジ・ジャパン)のラウンド3、スポーツランドSUGO戦レース2。レース1同様に23台の488チャレンジEvoがスターティンググリッドに並んだ。

トロフェオ・ピレリは、直近のレースで3勝している無敵のチャンピオンYudai Uchidaがポールポジションを獲得。レース1で2位に立った若手女性プロドライバー、Anna Inotsumeが予選2位からスタートする。両者とも重要視していた1コーナー争いだが、Yudai Uchidaiがきっちりと競り勝ち、その後もリードを徐々に広げ、レース1に続いてラウンド3を完全制覇して、4連勝を飾った。

トロフェオ・ピレリAmは、Akitaが2レース連続でポールポジションを獲得。序盤から、総合優勝争いを繰り広げるトロフェオ・ピレリの2台を猛追する。同じクラスで予選2位の昨年欧州シリーズコッパ・シェルAmでチャンピオンを獲得したMotohiko Isozaki、予選3位のKanji Yaguraを寄せ付けず、2レース連続で速さを見せてポール・トゥ・ウィンを達成した。

ドクターヘリが出動するクラッシュで赤旗

コッパ・シェルは、ポールポジションはシリーズチャンピオンを狙うYasutaka Shirasaki。レース1で悲願の初優勝を遂げたPhil Kimが、予選2位からYasutaka Shirasakiにプレッシャーをかけるが、その差は徐々に拡大。Yasutaka Shirasakiがチャンピオンを手繰り寄せる優勝をもぎ取った。

コッパ・シェル Amは、2戦連続でポールポジションを獲得したYusaku Maezawaが4周目にスピンでポジションを落とし、レース1を制したRyutaro Saitoがトップに立つ。しかし、その後、15周目に複数台のクラッシュが発生して、レースは16周で赤旗中断に。予選5位から追い上げたMasafumi Hiwatashiが今シーズン3勝目を挙げた。このクラッシュでドクターヘリが出動するなど一時サーキットは騒然となったが、関係者によればいずれも軽傷とのことで、参加者は皆胸を撫で下ろした。

次戦ラウンド4は、6月28〜30日に三重・鈴鹿サーキットで開催される、年に一度の跳ね馬の祭典「フェラーリ・レーシング・デイズ」で行われる。次回も多くのフェラーリファンの前で熾烈なバトルが繰り広げられるだろう。

フェラーリ・チャレンジ・ジャパン・ラウンド3スポーツランドSUGOレース2を動画でチェック!

圧倒的な強さを見せてポール・トゥ・ウィンで、今シーズン3勝目を挙げたYudai UCHIDA。

「フェラーリ・チャレンジ・ジャパン」2024年ラウンド3レース1をチャンピオンのYudai UCHIDAが制する【動画】

スポーツランドSUGOで開催された「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパン」ラウンド3。1ラウンドに2レース開催されるが、第1レースはトロフェオ・ピレリクラスでYudai UCHIDAが今季3勝目を挙げた。

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ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…