コーンズが大阪にフェラーリ認定中古車専用ショールームをオープン

大阪にコーンズがオープンしたフェラーリ認定中古車専用ショールーム「実車を見ながら選べるメリット」

370㎡のショールームには7台の認定中古車を展示できる。
370㎡のショールームには7台の認定中古車を展示できる。
日本のフェラーリ文化を作り上げてきたと言えるコーンズモータースが、大阪に新たなショールームをオープンした。場所は大阪の新車ショールームのすぐ近くで、新しいショールームは認定中古車専門の拠点となる。

FERRARI Cornes Osaka Showroom

新車ショールームも同時に楽しめる

プレミアム輸入車ブランドを扱うコーンズモータースが、新たに「コーンズ大阪プレオウンドショールーム」をオープンした。認定中古車であるアプルーブドカーを扱うプレオウンドショールームは、今までは南港にある「コーンズ大阪サービスセンター」がその役割を担っていたが、新たにアプルーブドカー専用のショールームが完成したことで、関西地方のフェラーリファンはより充実したサービスが期待できるだろう。

「コーンズ大阪プレオウンドショールーム」の場所は大阪市中央区南久宝寺町で、心斎橋駅からは徒歩5分ほど。このエリアはプレミアム輸入車や高級時計、宝飾ブランドの直営店が多く連なるラグジュアリーなエリアで、まさにフェラーリに相応しい立地だ。実はコーンズは2012年にこの場所に「コーンズ大阪ショールーム」をオープンさせており、心斎橋のプレミアム輸入車ディーラーの魁というべき存在でもある。

そして今回の「コーンズ大阪プレオウンドショールーム」はその「コーンズ大阪ショールーム」と難波神社を挟んで50mほど離れているだけなので、訪れる人は新車のショールームとアプルーブドカーのショールームを同時に楽しむことができる。

コーンズモータースの林誠吾CEOが強調したのもまさにその点で「新車のショールームと認定中古車のショールームがすぐ近くにあることで、いいシナジーが生まれることを期待しています」と語った。

実車が存在することで具体的なイメージも湧きやすい

認定中古車といっても、ショールームの作りは新車のものとまったく同じで、白と赤を基調にしたフェラーリの最新CIによる店内はまさにフェラーリの世界。広さは約370㎡もあり、7台の車両を展示することが可能だ。ソファをゆったりと配したラウンジや個室の商談スペースも確保されており、じっくりとフェラーリを感じつつ車両を吟味することができる。

「日本には多くのフェラーリがあり、それを完璧に維持して新しいお客様にお渡しするのは我々の使命です。フェラーリは大量生産しないので、新車はどうしてもお手元に届くまで時間がかかりますし、すべての方に行き渡るとも限りません。その点、認定中古車はすぐに納車できますし、実車が存在することで具体的なイメージも湧きやすいのがメリットです」と語る林誠吾CEO。

そして「今はネットが充実しており、我々もネットで多くのお問い合わせを頂きます。実際の店舗の意義が以前よりも薄れているのではと言われますが、そんなことはありません。お店にいらしていただき、お客様に喜び、驚いていただくことはとても大事です」と続けた。

これでコーンズは「コーンズ大阪ショールーム」「コーンズ大阪サービスセンター」「コーンズ大阪プレオウンドショールーム」と大阪でフェラーリの拠点を3ヵ所も構えることになった。フェラーリの新車、認定中古車、そしてアフターサービスの一都市3拠点体制はコーンズでも初めてのことだという。

コーンズ大阪プレオウンドショールーム

場所は御堂筋線の心斎橋駅から徒歩5分ほど。コーンズ大阪ショールームとは50mほどしか離れていない。
場所は御堂筋線の心斎橋駅から徒歩5分ほど。コーンズ大阪ショールームとは50mほどしか離れていない。

所在地 大阪府大阪市南久宝寺町4-1-2 御堂筋ダイビル1F
営業時間 10〜19時(平日)、10〜18時(土日祝)
電話 06-6121-6111/06-6121-6070
公式ウェブサイト https://osaka.ferraridealers.com/ja-jp
オープン 2024年7月14日(日)

メディアを招いたテープカットは、3Fのオープンテラスで行われた。この日は天気にも恵まれた。

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著者プロフィール

永田元輔 近影

永田元輔

『GENROQ』編集長。愛車は993型ポルシェ911。