Bentley Flying Spur
150PSものパワーアップを実現
新型「フライングスパー」に搭載されるウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッドは、4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンにパワフルかつコンパクトな電動モーターを組み合わせることで、最高出力782 PSと最高トルク1000 Nmを発揮。現行型フライングスパー スピードが搭載する6.0リッターW型12気筒エンジンと比較して、最高出力150PS、最大トルク100Nmも向上するという。全回転域においてパワーとトルクの向上を実現した。
低速から中速域での加速時には電動モーターによるブーストが掛かり、高速域においては性能向上を果たしたV8エンジンがカバー。今回、排気音の開発にも多くの時間と資金が割かれ、クロスプレーン特有の高いクオリティに加えて、人工的な電子音はいっさい導入されていないという。
スーパースポーツ並みの圧倒的なパフォーマンスを手にした新型フライングスパーは、スポーツ走行から、快適かつジェントルな走行までフレキシブルに対応。パワフルさと静かさを保ちながら、45マイル(約72km)以上のEVモードでの走行が可能となった。CO2排出量が40g/km以下、総航続距離は500マイル(約800km)以上を実現したグランドツアラーに生まれ変わる。デビュー時期を含めた、新型フライングスパーに関する情報は、改めて発表される予定だ。