電動化を進めるロータスがデリバリー間近の「エメヤ」とサーキット専用マシン「エヴァイヤ X」をアピール【動画】

グッドウッドのヒルクライムコースを疾走する「エメヤ」。 — 間もなく英国においてデリバリーが開始されるハイパーGT「ロータスエメヤ」が、グッドウッドのヒルクライムを疾走した。

2024年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、ロータスは2024年8月から英国でのデリバリーが開始される「エメヤ」と、ニュルブルクリンクアタックのために1台のみが製作されたサーキット専用モデル「エヴァイヤ X」をヒルクライムコースに持ち込んだ。また、パドックに設けられたロータス・スタンドには、現行モデルに加えて貴重なレーシングカーも展示されている。

合計枚数19枚
すべての画像を見る

Lotus Emeya

サーキット専用モデルがヒルクライムに登場

ワンオフモデルとして製作されたサーキット専用モデル「エヴァイヤ X」がグッドウッドに初登場し、エメヤやエヴァイヤと共に、ヒルクライムコースで走行シーンを披露した。

ロータスは、今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに、間もなく販売がスタートするハイパーGT「エメヤ」と、革新的なトラック専用モデル「エヴァイヤ X」の2台を英国のファンの前で披露した。ラグジュアリー、パフォーマンス、最先端技術の粋を極めたフル電動モデルは、新時代を突き進む現在のロータスを象徴している。

今回、グッドウッドの参加者はフェスティバル期間中、エヴァイヤ Xとエメヤが象徴的なヒルクライムコースに挑戦する姿を堪能することになった。さらに、最高出力2038PSを発揮する世界最強の市販EV、エヴァイヤもスーパーカーランに参加。その強大なパフォーマンスを満員の観客の前でアピールすることになった。

ロータス・アドバンスド・パフォーマンスのエグゼクティブディレクターを務めるサイモン・レーンは、今回のグッドウッド参加について次のようにコメントした。

「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、エメヤとエヴァイヤ Xの走行シーンをお披露目できたことを嬉しく思います。今回、グッドウッドに持ち込んだ電動モデルは、ロータスの技術力とデザインレベルの高さ、そしてロータスが誇る革新とパフォーマンス精神を体現しています。あらためてラグジュアリーカーとハイパーカーの未来に対する私たちのビジョンを、ヒルクライムとスタンドでお見せできたことを誇りに感じています」

ロータス・スタンドで幅広い展示を実施

ロータス・スタンドには、現行ラインナップに加えて、貴重なF1マシンが展示された。 — 今回のグッドウッドでは、ファーストグランス・パドックに隣接する、新エリアに「ロータス・スタンド」が登場。現行ラインナップに加えて、貴重なF1マシンが展示された。

メインブースのロータス・スタンドは、ファーストグランスパドックに隣接する新エリアに設置。ロータス・スタンドはソーシャルスペースの「The Drivers」を中心に、ロータスオーナー専用エリアも設けられた。展示ゾーンには貴重なF1マシンのタイプ72とタイプ136、ロータス eバイクを公開。さらに現行市販ラインナップのエヴァイヤ、エレトレ、エヴァイヤ、エミーラも展示されている。

また、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの週末を通して、ロータス・スタンドは、ジャーナリスト兼メディアアクティビストとして人気のナターシャ・バードが司会を務める、トークショー「Q&A」を実施。バードは自動車業界における著名な女性たちを招き、様々な質問を投げかけ、集まったファンと共にウィットに富んだ会話を楽しんでいる。

バードは「自動車とモータースポーツに携わる先駆的な女性たちを迎え、様々な話をすることができて心から興奮しています。彼女たちの情熱、革新性、技術、リーダーシップは様々な障壁を打ち破るだけでなく、自動車業界を前進させる原動力となるでしょう」と、自身のトークショーを振り返った。