【スクープ!】 次期型「BMW M2 CS」の量産型プロトタイプを目撃!

次期型「BMW M2 CS」は驚異の535PS?価格高騰が予想される希少モデル間違いなし【スクープ!】

BMWの超高性能コンパクトクーペ「M2 CS」新型の量産型プロトタイプを捉えた。
BMWの超高性能コンパクトクーペ「M2 CS」新型の量産型プロトタイプを捉えた。
今年6月、BMWの高性能コンパクト2ドアクーペ「M2」の改良新型がデビューした。先代モデルから20PSと50Nmのパワーアップを施し、最高出力480PS、最大トルク600Nmの3.0リッター直6ツインターボエンジンを搭載しての登場だが、早くもさらなる高性能バージョンとなる「BMW M2 CS」新型の詳細が見えてきた。

BMW M2 CS

500PSを余裕で超えるパワートレイン

次期型は千台の450PSから大幅なパワーアップを果たすと言われている。
次期型は先代の450PSから大幅なパワーアップを果たすと言われている。

新型の「BMW M2 CS」は最高出力が525〜535PS程度で登場すると噂され、先代モデルの450PSから大幅なパワーアップとなる。おそらくRWDで、8速ATが組み合わされるだろう。とはいえ昨今のMT回帰の状況もあるので、MTの選択肢も用意される可能性はありそうだ。

エアロパーツや足まわりを強化

大径のホイールやブレーキディスク、ブルーの「M」ブレーキキャリパーがパワフルな走りを予想させる。
大径のホイールやブレーキディスク、ブルーの「M」ブレーキキャリパーがパワフルな走りを予想させる。

撮影に成功したプロトタイプのフロントエンドを見ると、給気口を備えたヘッドライトが装備されているのがわかる。バンパーには複雑な形状のエアインテークがいくつも配置されているほか、下部にはスプリッターが見える。

足元には、大径ホイールにブルーの「M」ブレーキキャリパーを装着している。リヤを見ると、元祖CSの「E9」からインスピレーションを得たダックテールスポイラーとクワッドエキゾーストパイプも確認できる。ルーフにはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が使用されるだろう。

生産期間はわずか11ヵ月

希少価値によって生産終了後は高価格での取引も予想される。
希少価値によって生産終了後は高価格での取引も予想される。

生産は2025年の8月に開始されるが、2026年7月には終了する計画だといわれている。したがって、BMW M2 CSはかなり希少モデルとなりそうだ。アメリカ市場における価格は先代の8万3600ドル(約1220万円)を超え、1万ドル(約1450万円)以上に設定されるのが濃厚だ。完売後はプレミアがついてさらに高騰するだろう。

「2シリーズ グランクーペ」は2020年に登場した第2世代で初めて導入された。

「BMW 2シリーズ グランクーペ」プロトタイプはマイナーチェンジモデル? それとも新型?【スクープ!】

BMWは現在、コンパクトモデルの主力である「2シリーズ」ファミリーの大幅なアップデートに取り組んでいる。今回捉えた「BMW 2 シリーズ グランクーペ」のプロトタイプには2つの説がある。大幅なフェイスリフト版のテスト車両だという見方と、マイナーチェンジを飛ばして次期型の開発が進められているのではないかというものだ。いずれにしても、現行モデルから大きな進化を遂げることは間違いない。

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