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BMW M5 Touring M Performance Parts
モータースポーツ由来のエアロダイナミクス
2024年のモントレー・カーウィークにおいてワールドプレミアされた、新型「M5 ツーリング」は、4.4リッターV型8気筒エンジンに、高効率電気モーターを組み合わせた「Mハイブリッドシステム」システムを搭載。内燃機関とモーターによるシステム最高出力は727PS、最大トルク1000Nmを発揮し、8速MステップトロニックトランスミッションとM xDriveを介して、4輪を駆動する。
彫刻的なフロントセクション、大きく張り出したホイールアーチ、長いルーフライン、ダイナミックに伸びたサイドウィンドウ・グラフィック、力強いリヤセクションなど、Mパフォーマンスモデルらしいエクステリアを持つ新型M5ツーリングのフォルムをアグレッシブに強化する「Mカーボン・エクステリア・パッケージ」が登場した。BMW M社(BMW M GmbH)のモータースポーツ参戦経験をベースにしており、スポーツワゴンのエアロダイナミクスレベルを大幅に向上させる効果を持つという。
カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)とアラミドから作られたエクステリアコンポーネントは、車両のジオメトリに合わせて正確に調整されており、BMW純正アドオンパーツとして最高水準の品質を確保。公道だけでなくサーキットにおいても圧倒的な存在感をアピールする。
ステーションワゴンのリヤを強化
2つのセクションから構成される「Mパフォーマンス・リヤディフューザー・カーボンファイバー」は、大胆にカットされたカーボンファイバー製コンポーネントがM5 ツーリングの筋肉質なフォルムに強いアクセントを加える。
エキゾーストシステム「Mパフォーマンス・テールパイプトリム」との組み合わせることで、さらにアグレッシブなエクステリアへとアップデートすることも可能。チタン&カーボンファイバー製テールパイプトリムは、削り出しのチタン製エンドリングとエンボス加工の「M5」ロゴにより、最強のパフォーマンスワゴンであることを強烈にアピールする。
「Mパフォーマンス・リヤフィン・カーボンファイバー」は、リヤのエアフローを整える効果を持たせながらも、あえて控えめなサイズに留められている。
GTマシンを思わせるフロントスプリッター
フロントセクションには、デザインとエアロダイナミクスを向上させるカーボンファイバー製コンポーネントをラインナップする。「Mパフォーマンス・フロントスプリッター・カーボンファイバー」は、GTレーシングカーような雰囲気を持ちながら、フロントバンパーに完璧にフィット、センターの大型エアインテークへのエアフローを整える効果を持つ。
サイドセクションの「Mパフォーマンス・シルエクステンション・カーボンファイバー」は、「Mパフォーマンス・サイドデカール・フローズンブラック」と組み合わせることで、M5ツーリングの伸びやかなルーフラインをさらに強調することが可能。「Mパフォーマンス・フューエルタンクキャップ・カーボンファイバー」は、毎回の給油がまるでレース中のピットストップへと変化する。フューエルタンクキャップは、高品質カーボンファイバー製で、ブラッシュドアルミ製「M Performance」バッジが付きとなる。
Mパフォーマンス・パーツは、BMW M社がモータースポーツで培ってきた専門知識と50年以上にわたる経験をベースに、Mパフォーマンスモデルへと完璧に適合するように設計・開発。BMWグループが掲げる厳しい品質基準に従ってテストが実施されており、すべてのアドオンパーツが各国のホモロゲーションを取得している。