F1シンガポールGPで「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+」限定モデルを公開

F1マシンをイメージした200台限定「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+ モータースポーツコレクターズ・エディション」登場

200台が限定販売される「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+ モータースポーツコレクターズ・エディション」のエクステリア。
2024年シーズンのF1グランプリを戦う「メルセデス AMG F1 W15 E パフォーマンス」をイメージした内外装を採用した、「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+ モータースポーツコレクターズ・エディション」がデビューを飾った。
メルセデス AMGは、F1シンガポールGPを前に、200台限定の特別仕様車「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+ モータースポーツコレクターズ・エディション」を発表した。スターパターンの専用ペイントワークに加えて、F1マシンをイメージした「ペトロナス・カラー」コントラストストライプが採用されている。

Mercedes-AMG GT 63 PRO 4MATIC+
“Motorsport Collectors Edition”

F1マシンをイメージしたエクステリア

200台が限定販売される「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+ モータースポーツコレクターズ・エディション」のエクステリア。
シンガポールGPのレースウイークに初公開された「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+ モータースポーツコレクターズ・エディション」。ボディカラーを含めて、F1マシンとのつながりをアピールしたエクステリアが採用されている。

メルセデス AMGは、2024年9月22日に決勝レースが行われる、F1シンガポールGPを前に、モータースポーツの世界をリスペクトした限定モデル「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+ モータースポーツコレクターズ・エディション」を公開した。

200台が限定販売される「モータースポーツコレクターズ・エディション」のベースとなったのは、最高出力620PS、最大トルク850Nmを発揮するAMG製4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、専用エアロダイナミクスやクーリングが与えられた「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+」である。

F1に参戦するメルセデス AMG・ペトロナスF1チームとの密接なつながりをアピールするべく、専用デザインや装備を数多く導入。ベースカラーは、2024年シーズンのF1に導入された「F1 W15 E パフォーマンス」から、オブシディアン・ブラックメタリックがチョイスされた。

リヤフェンダーからベルトラインを経てルーフまでは、ハンドペイントによるシルバーのメルセデス・スターパターンが描かれ、ペトロナス・カラーのコントラストストライプも加えられた。ペトロナス・カラーのコントラストは、フロントスプリッター、フロントエプロン・サイドエアインテーク、サイドシルパネル、リヤディフューザーの取り付け部にも入れられている。

足元には、クロススポークデザイン、マットブラック仕上げのAMG21インチ鍛造ホイールを装着。リムフランジには、ペトロナスカラーが加えられた。標準装備のAMGセラミックハイパフォーマンスブレーキシステムは、フロントに6ピストンキャリパー、リヤに1ピストン・フローティングキャリパーが奢られる。キャリパーもまたペトロナスカラーで統一されている。

内装にもペトロナスカラーのアクセント

200台が限定販売される「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+ モータースポーツコレクターズ・エディション」のインテリア。
カーボンファイバー仕上げの「AMGトリムエレメント」を採用したインテリア。各部に鮮やかなメタリックグリーンのペトロナスカラーのアクセントが入れられている。

インテリアはレーシーなカーボンファイバー仕上げの「AMGトリムエレメント」に加えて、ペトロナスカラーのディテールを各部に採用。標準装備の「AMGパフォーマンスシート」は、ブラックのナッパレザー/マイクロファイバーに、ペトロナスカラーのアクセントステッチが入れられ、ヘッドレストにはエンボス加工で「AMG」クレストがあしらわれた。

マイクロカットレザー/マイクロファイバー製ヒーター付「AMGパフォーマンス・ステアリングホイール」も、ペトロナスカラーのステッチ入り。ペトロナスカラーのコントラストステッチは、ドアトリムパネル、インストルメントパネル、センターコンソールにも採用。また、「AMGドアシルトリム」はブラックでコーティングされ、ペトロナスカラーのアンビエントライトで照らされる。

15基のスピーカーと1170Wトの出力を持つ「ブルメスター・ハイエンド3Dサラウンドサウンドシステム」を標準搭載。「MBUX」インテリアアシスタント、ドライバーアシスタンスパッケージ、ヘッドアップディスプレイも標準装備される。センターコンソールには、限定モデルを証明する「1 out of 200」エディションバッジが配された。

貴重な限定モデルを盗難や破壊行為から守るため、車両の全包囲を監視する360°カメラ「GUARD 360」を導入。また、購入者には、限定モデル専用のAMG屋内用カーカバーも提供される。この耐引裂性合成繊維製カバーは通気性のある外側生地と、帯電防止加工されたフランネル製インナーで構成されており、ガレージ内のほこりや傷から車両を守る効果を持つ。

「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+」の走行シーン。

新エアロ導入の「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+」がデビュー「公道の快適性とサーキットの走行性能を両立」

メルセデス AMGは、英国で開催中のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて「メルセデス AMG GT 63 プロ 4MATIC+」を発表した。最高出力620PSを発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、専用のエアロダイナミクスとクーリングデバイスが導入された。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…