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AUDI Q3
より洗練度を増しそうなエクステリア
ほほフルヌードで現れた次期型「アウディ Q3」プロトタイプのフロントエンドには、「Q6 e-tron」のような、スリムなLEDデイタイムランニングライト(DRL)を備えたスプリットヘッドライトが見える。DRLがカスタマイズ可能なだけでなく、照明機能も高度なものが満載されるだろう。また、丸みを帯びたメッシュグリルなど曲線的なフロントエンドとなっているようで、アウディのデザインに関する傾向が新世代モデルで変化を見せているのがわかる。
インテリアはアウディの最新仕様に
サイドを捉えた写真からは、柔らかい曲線とシャープなラインが混在するキャビンが見える。リヤクォーターウィンドウが大きくなっていることから、ボディサイズが拡大されていると思われる。リヤエンドにはスタイリッシュなLEDテールライトと主張が強めのバンパーを備え、特徴的な印象を演出しているようだ。
キャビン内を撮影することはできなかったが、A5やQ6 e-tronなどと共通する機能やデザインで登場すると考えられる。11.9インチのデジタル インストゥルメント クラスターと14.5インチのインフォテインメント システムが備わり、オプションとして10.9インチの助手席ディスプレイが提供される可能性がある。
PHEVは100kmの電動走行が可能
パワートレインは、「フォルクスワーゲン ティグアン」といくつかの仕様を共有するだろう。最高出力150PSの1.5リッター直4ガソリンターボ+マイルドハイブリッドや、272PSの1.5リッター TSI Evo2にモーターを組み合わせたPHEVのラインナップなどが予想される。さらに伝統の2.5リッター直列5気筒ツインターボエンジンを搭載した「RS」も投入されるはずだ。
運転手側に充電ポートがあったと報告されていることから、このプロトタイプはPHEVで間違いない。市販モデルは18.5kWのリチウムイオンバッテリーを積み、EVとしての1充電当たりの航続距離は100kmが期待できる。Q3次世代型のワールドプレミアは、早ければ2024年内と予想する。