【パリ・ショー】2026年市販予定「トゥインゴ E-Tech」を一般初公開

EVに生まれ変わった4代目「ルノー トゥインゴ」がパリ・ショーに登場「2万ユーロ以下の価格で2026年にデビュー」

フル電動コンセプト「ルノー トゥインゴ E-Tech」のエクステリア。
2年後の市販化がアナウンスされている「ルノー トゥインゴ E-Tech」が、10月14日に開幕するパリ・モーターショーにおいて、一般初公開されることになった。
ルノーは傘下のEV部門「アンペア(Ampere)」が開発したフル電動プロトタイプ「トゥインゴ E-Tech」を10月14日に開幕するパリ・モーターショーで一般初公開する。ルノーは2026年にも2万ユーロ以下でトゥインゴ E-Techの市場投入を予告している。

Renault Twingo E-Tech

2023年11月にトゥインゴの復活を宣言

フル電動コンセプト「ルノー トゥインゴ E-Tech」のエクステリア。
フル電動コンセプト「トゥインゴ E-Tech」は、2023年11月にキャピタル・マーケット・デイで初公開。今回のパリ・モーターショーにおいて、初めて一般公開される。

ルノーは10月14〜20日にパリ近郊のヴェルサイユ宮殿で開催される、2024年のパリ・モーターショーにおいて、フル電動コンセプト「トゥインゴ E-Tech」を公開する。ルノー傘下のアンペアによって開発されたトゥインゴ E-Techは2023年11月にワールドプレミアされており、今回のパリ・モーターショーにおいて初めて一般公開される。

1992年に初代モデルがデビューしたトゥインゴは、その愛らしいスタイルと優れたパッケージングから高い人気を集めることになった。2007年に2世代目、2014年に3世代目となる現行モデルがデビュー。RRレイアウトを採用した3代目トウィンゴは日本市場でも高い人気を集めたが、2023年を最後に日本での販売を終了している。

2023年11月、ルノーはパリで行われたキャピタル・マーケット・デイにおいて、トゥインゴが2万ユーロ以下の価格帯のフル電動コンパクトとして復活することを発表。初代トゥインゴを思わせるレトロなスタイリングを纏ったトゥインゴ E-Techが初披露されている。

初代へのオマージュと現代性の融合

フル電動コンセプト「ルノー トゥインゴ E-Tech」のエクステリア。
エクステリアは、欧州を中心にベストセラーとなった初代トゥインゴのデザインを現代的にブラッシュアップ。印象的なヘッドライトやモノスペーススタイルなど、ひと目でトゥインゴと分かるディテールが数多く採用された。

トゥインゴ E-Techは、ルノーが投入を予定しているEVシリーズ「4(キャトル)E-Tech」や「5(サンク)E-Tech」よりも、下のセグメントに位置するコンパクトEVとして開発された。

良好な取りまわしを実現するミニマルなデザインに、利便性の高い5ドアハッチバックスタイルを採用。初代を思わせるモノスペースのシルエットには固定式ガラスルーフが組み込まれ、広々とした車内は明るい光で満たされるという。ルノーが掲げる「生活のためのクルマ(voitures à vivre)」という哲学を体現した1台だと言えるだろう。

エクステリアは、初代トゥインゴからインスピレーションを得たディテールを導入。LEDヘッドライトは、初代トゥインゴを思わせるファニーな表情をアピール。左右の2つのドアにまたがる印象的な丸型ドアハンドルも、初代からそのまま引き継がれた。

リヤセクションにも初代トゥインゴを彷彿させるテールライトを配置。リヤウィンドウの周囲に配されたブラックトリムがモダンな雰囲気を演出し、テールゲートのセンター部には新たにデザインされた「Twingo」のネームバッジが加えられている。

フル電動レストモッド「ルノー R17 エレクトリック × オラ・イト」のエクステリア。

ルノーがフル電動レストモッド「R17 エレクトリック」を発表「世界的デザイナーとのコラボ」【動画】

ルノーは、フランス出身の世界的デザイナー、オラ・イト(Ora Ïto)とのコラボレーションにより製作されたレストモッド「ルノー R17 エレクトリック × オラ・イト」を公開した。1971年製「ルノー 17」をベースにした美しい電動クーペは、10月14~20日に開催されるパリ・モーターショーで一般公開される。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…