内外装をアップデートした改良新型「プジョー 208」の日本導入スタート

“3本かぎ爪”モチーフのデイタイム・ランニング・ライトを導入した「プジョー 208」改良新型がデビュー

「プジョー 208」改良新型のエクステリア。
新世代のブランドエンブレムと3本爪のシグネチャーライトを導入した、「プジョー 208」改良新型の日本導入がスタートした。
ステランティス・ジャパンは、プジョーのコンパクトハッチバック「208」改良新型を、10月24日から全国のプジョー正規ディーラーにおいて発売開始した。エクステリアには新世代のブランドエンブレムと「3本爪」シグネチャーライトを導入。1.2リッター直列3気筒「PureTech」ターボ搭載する「208 GT」と「208 ALLURE」の2グレードを展開する。

Peugeot 208 GT

新世代プジョーをアピールするエクステリア

「プジョー 208」改良新型のエクステリア。
フロントセクションには、新世代ブランドロゴ「ライオン・エンブレム」を配したフレームレスグリルを採用。テールランプは水平基調の3本線デザインが導入された。

2012年にデビューした「プジョー 208」は、日本の街中に馴染むコンパクトなボディサイズに加え、独創的なデザインや充実の先進運転支援システムなどにより、プジョーの主力モデルとなった。今回、日本導入が開始された改良新型「208」は、新世代ブランドロゴ・エンブレムや、新デザインのフロントフェイスなどが導入されている。

フロントセクションは、センターに新世代ブランドロゴ「ライオン・エンブレム」を配したフレームレスグリルを採用。ボディと同色の精緻なグリッドデザインにより、ダイナミックな印象へとアップデート。フロント両サイドに、プジョーのトレードマークであるライオンのかぎ爪を模した3本線のデイタイム・ランニング・ライトを備え、ブランドのアイデンティティをアピールしている。

テールランプには水平基調の3本線デザインが配置され、リヤセクションをワイドに見せる効果が与えられた。リヤガーニッシュのセンターには、幅を広げた新デザインの「PEUGEOT」レタリングロゴも導入されている。足元には「208 GT」と「208 ALLURE」共に新デザインのアロイホイールが採用された。

ボディカラーは新色の「アゲダ・イエロー(写真)」を追加。「ヴァーティゴ・ブルー」、「ビアンカ・ホワイト」と合わせて、3色が日本に導入される。

コンパクトカーを超える上質なインテリア

「プジョー 208」改良新型のインテリア。
囲まれ感のある上質なインテリアの中心には、「3D i-Cockpit」の10インチ・大型タッチスクリーンを配置。今回、パークアシストカメラの解像度が大幅にアップした。

インテリアはエクステリア同様、コンパクトカーの基準を超える上質なクオリティを実現と謳う。質感やディテールまでこだわり抜いたデザインがひとつ上の日常を提供する。カーボン調のテクスチャーとステッチがあしらわれたダッシュボートは、ドアトリムへとワンモーションでつながる囲まれ感のあるデザインとなる。「208 GT」は8色から選択できるアンビエントランプが搭載される。

「208 GT」には、ファブリック&テップレザーのダイナミックシートを導入。ビビットカラーのステッチにより、スタイリッシュに仕上げられた。「208 ALLURE」はファブリック&テップレザーのコンフォートシートが配され、カジュアルながらも居心地の良い空間を実現した。

プジョーが独自設計した先進のドライビングシステム「3D i-Cockpit」は、ダッシュボード上部に10インチ大型タッチスクリーンを配置。パークアシストカメラの解像度を向上し、フロントのUSBポートをタイプCに変更した。また「208 GT」には5Wワイヤレススマートフォンチャージャーを装備する。

車両本体価格(税込)

プジョー 208 ALLURE:318万円
プジョー 208 GT:356万円

【問い合わせ】
プジョー・コール
TEL:0120-840-240

【関連リンク】
・プジョー公式ウェブサイト

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ゲンロクWeb編集部

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