「イオネス グレナディア」ハンバッハ工場が2025年1月再稼働

本格SUV「イオネス グレナディア」「グレナディア クォーターマスター」がパーツ供給不足解消に目処で生産再開

イネオス・オートモーティブは、ハンバッハ工場において「イオネス グレナディア」と「グレナディア クォーターマスター」の生産を再開すると発表した。
イネオス・オートモーティブは、ハンバッハ工場において「イオネス グレナディア」と「グレナディア クォーターマスター」の生産を再開すると発表した。
英国を拠点とするイネオス・オートモーティブは、パーツ供給不足が解消されたことを受けて、2025年1月から、4WDクロスカントリーモデル「グレナディア」と、ダブルキャブピックアップ「グレナディア クォーターマスター」の生産再開を発表した。

INEOS Grenadier

サプライチェーンの再構築を実施

多くの自動車メーカーが直面している、世界的なパーツ供給不足。これを受けて、イネオスは2024年9月にグレナディアの生産を休止。今回、サプライチェーン再構築の目処が立ち、2025年1月から工場が再稼働することになった
多くの自動車メーカーが直面している、世界的なパーツ供給不足。これを受けて、イネオスは2024年9月にグレナディアの生産を休止。今回、サプライチェーン再構築の目処が立ち、2025年1月から工場が再稼働することになった

イネオス・オートモーティブは、重要な構成パーツの供給不足を理由に、フランス・ハンバッハのファクトリーにおける「グレナディア」と「グレナディア クォーターマスター」の生産を2024年9月に休止した。今回、サプライチェーンの再構築を受け、パーツ供給の目処が立ったことから、2025年1月からの生産再開がアナウンスされた。

イネオス・オートモーティブのリン・カルダーCEOは、ファクトリーの操業再開決定を受けて、次のように声明を発表している。

「これほど早く解決策が見つかったのは、私たちにとっても本当に素晴らしいニュースです。自動車のサプライチェーンは非常に複雑ですが、私たちは品質に妥協するつもりはありませんでした。私たちは今、1月初旬のハンバッハ工場再稼働に向けた準備に全力を注いでいます」

「2024年の夏までに、2023年通年の販売台数と同数のグレナディアを販売し、2024年末までに2万台以上のグレナディアをデリバリーする予定です。中国やメキシコなどの新市場への参入、そして米国での大幅販売な拡大により、2025年はこれまでで最高の1年になると確信しています]

「あらためて、デリバリーをお待ち頂いたお客様の忍耐強さに、心から感謝します。間もなく、皆様にグレナディアのキーをお渡しできることを楽しみにしています」

スコットランドのダンフリースを拠点とするニスの沿岸救助隊が、イネオス グレナディアの救助車両を導入した。

スコットランドの沿岸救助隊が老朽化した「ディフェンダー」の後継車両に選んだ「イネオス グレナディア」とは?

英国スコットランドのニス沿岸救助隊(Nith Inshore Rescue)は、新たな捜索救助車両として「イネオス グレナディア」を選択した。英国を拠点とするイネオス・オートモーティブが開発したグレナディアは、最高レベルのオフロード性能、耐久性、信頼性が高く評価された。

キーワードで検索する

著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…