2025年型「シボレー コルベット ZR1」がパフォーマンステストを実施

コルベット史上最速の加速力を持つ2025年型「シボレー コルベット ZR1」が「0-60mph加速2.3秒」を達成【動画】

シボレーは、2025年型「コルベット ZR1」のパフォーマンステストを実施。コルベット史上最速となる、0-60mph加速2.3秒を達成した。
シボレーは、2025年型「コルベット ZR1」のパフォーマンステストを実施。コルベット史上最速となる、0-60mph加速2.3秒を達成した。
シボレーは、最高出力1078PSを発揮する2025年型「コルベット ZR1」が、コルベット史上最速となる、0-60mph加速2.3秒を達成した。今回、ZTKパッケージを装着したコルベット ZR1が、1/4マイル(約402m)走行においても9.6秒を記録している。

Chevrolet Corvette ZR1 MY25

専用エアロが奢られるZTKパッケージ

今回のテストに使用された2025年型「コルベット ZR1」は、カーボンファイバー製エアロが奢られる「ZTKパッケージ」が装着された。
今回のテストに使用された2025年型「コルベット ZR1」は、カーボンファイバー製エアロが奢られる「ZTKパッケージ」が装着された。

8代目コルベットのパフォーマンス仕様「コルベット ZR1」は、優れたサーキットパフォーマンスを発揮しながら、同時にパワフルなグランドツーリングカーとしての実用性も備えている。

今回の加速テストに投入されたコルベット ZR1は、ハイダウンフォース・カーボンファイバー・エアロパッケージを含む、ZTKパッケージを装着。足元には超ハイグリップ仕様のミシュラン「Pilot Sport Cup 2R」が奢られており、急加速時にも抜群のグリップを発揮し、60mphまで一気に駆け抜けた。

バランスの取れた標準エアロが奢られたコルベット ZR1は、0-60mph加速が2.5秒、1/4マイルは9.7秒で走行。1/4マイル時点でのトラップスピードでは、ZTKを装着したZR1よりも2マイル速い152mph(244km/h)を記録した。

今回、コルベット ZR1のパフォーマンステストは、すべてオクタン価93の普通燃料を使用し、専用整備を施していない通常路面において実施された。

高機能ローンチコントロールを搭載

難しいスタート技術を要求される0-60mph加速テストだが、コルベット ZR1に搭載される「カスタム・ローンチコントロール」がドライバーをサポートした。
難しいスタート技術を要求される0-60mph加速テストだが、コルベット ZR1に搭載される「カスタム・ローンチコントロール」がドライバーをサポートした。

高い発進性能は、すべてのコルベットに標準装備されるローンチコントロールと、スティングレーからZR1までのラインナップに搭載されるカスタム・ローンチコントロール機能によって可能になった。ローンチコントロールは、タイヤのスピン、トランスミッションのクラッチ操作率などをマネージメントするようにプログラミングされており、誰でも素早い発進を可能にする。

カスタム・ローンチコントロールは、ステアリングホイールに配置されたコントローラーから発進回転数やホイールスリップの目標値の調整が可能。これにより、ドライバーは路面コンディションに合わせて、加速走行を最適化することができる。シボレーにおいてコルベットのチーフエンジニアを務めるジョシュ・ホルダーは、今回の記録達成を受けて次のようにコメントした。

「2025年型コルベット ZR1が、またも我々の期待を上まわる結果を叩き出してくれました。コルベット ZR1は、最高速度233mph(374km/h)という、100万ドル以下の現行市販車ではライバルの追随を許さないパフォーマンスを実現し、お客様に容赦ないパワーを提供します」

「シボレー コルベット ZR1」の加速アタックを動画でチェック!

2025年モデルの「シボレー コルベット ZR1」が、最高速アタックを実施し、米国製モデル最速の374km/hを叩き出した。

米国最速しかも100万ドル以下の生産モデル最速となる“最高速374km/h”をマークした「シボレー コルベット ZR1」【動画】

シボレーは、ドイツのオーバルテストトラックを舞台に、2025年型「コルベット ZR1」の最高速度テストを実施。ゼネラルモーターズのマーク・ルース社長自身がステアリングを握り、233mph(約374km/h)をマークした。コルベット ZR1は、米国最速、GM車最速、そして100万ドル以下の現行生産車最速の称号を手にしたことになる。

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ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…