2026年から「AC コブラ GTシリーズ」に待望の“2.0リッター仕様”を導入

「コブラに2.0リッターエンジン? しかもDCT?」ラインナップを拡大で魅力を増した「AC コブラ GT 」【動画】

「AC コブラ GT クーペ」と「AC コブラ GT ロードスター」に、2.0リッター直列4気筒エンジン仕様を追加する。
「AC コブラ GT クーペ」と「AC コブラ GT ロードスター」に、2.0リッター直列4気筒エンジン仕様を追加する。
英国を拠点にAC コブラのリバースプロジェクトを手がけるACカーズ(AC Cars)は、AC コブラ GTシリーズに、最高出力395PSを発揮する2.0リッターエンジンを2026年から追加する。2.0リッターエンジンを搭載するAC コブラ GT ロードスターとGT クーペの価格は、税込みで23万5000ポンドからとなる見込みだ。

AC Cobra GT Coupe / GT Roadster

2.0リッターエンジンに加えてDCTも導入

AC カーズは、新開発の2.0リッターエンジンに加えて、新たにデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)も導入する。
AC カーズは、新開発の2.0リッターエンジンに加えて、新たにデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)も導入する。

AC カーズは、AC コブラ GT ロードスターとGT クーペに魅力的な選択肢を追加する。5.0リッターV型8気筒(自然吸気/スーパーチャージャー)に加えて、新開発の2.0リッター直列4気筒エンジンが、2026年からラインナップに導入されることになった。2.0リッター直4エンジン搭載モデルも、5.0リッターV8仕様と変わらず、アルミニウム製シャシー、カーボンファイバー製ボディワーク、特徴的なインテリアを備えている。

現時点では明かされていないものの、ハイブリッドや内燃機関の世界的リーディング企業と協力し、AC コブラ GT シリーズに相応しい特性を持った2.0リッターエンジンを開発する。新しいパワーユニットは2種類のチューニングを用意。エンジン自体が軽い上、コンポーネントにカーボンファイバーを多用することで、V8仕様よりも大幅な軽量化を実現するという。

エンジンの最終的な仕様、最高出力などのスペックは2025年春の公開を予定しているが、最高出力は395PSが目標に掲げられている。また、従来の6速MTに加えて、エンジンのパフォーマンスを完璧に補完する新しいデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)の導入もアナウンスされた。

ACカーズのデイビッド・コンザCEOは、2.0リッターエンジンの導入について次のようにコメントした。

「これはAC カーズの成長プログラムにおける、重要なステップだと言えるでしょう。様々なパフォーマンスレベルを持つエンジンをお客様に提供することで、AC コブラ GT シリーズの魅力が広がります。さらに、大排気量エンジンに高い税金を課すマーケットにも参入できるようになるでしょう」

「AC コブラ GTシリーズ」を動画でチェック!

AC コブラなどのリバースプロジェクトを手がけるACカーズが、1950年代から1960年代にかけて世界的な人気を集めた「AC エース」を現代の技術で復活させた。

“クラシカル”な外観に“最新”のエンジンとシャシーが理想的な2シーターロードスター「AC エース」が現代に復活

英国を拠点にAC コブラなどのリバースプロジェクトを手がけるACカーズ(AC Cars)は、1950年代から1960年代にかけて人気を集めた2シーターオープン「AC エース」を復活させた。オリジナルのスタイリングに最新のパワートレインを組み合わせた「AC エース」と「AC エース ブリストル」をラインナップ。2024年10月から受注を開始し、2025年夏からデリバリーを開始する。

キーワードで検索する

著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…