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AC Cobra GT Coupe / GT Roadster
2.0リッターエンジンに加えてDCTも導入
AC カーズは、AC コブラ GT ロードスターとGT クーペに魅力的な選択肢を追加する。5.0リッターV型8気筒(自然吸気/スーパーチャージャー)に加えて、新開発の2.0リッター直列4気筒エンジンが、2026年からラインナップに導入されることになった。2.0リッター直4エンジン搭載モデルも、5.0リッターV8仕様と変わらず、アルミニウム製シャシー、カーボンファイバー製ボディワーク、特徴的なインテリアを備えている。
現時点では明かされていないものの、ハイブリッドや内燃機関の世界的リーディング企業と協力し、AC コブラ GT シリーズに相応しい特性を持った2.0リッターエンジンを開発する。新しいパワーユニットは2種類のチューニングを用意。エンジン自体が軽い上、コンポーネントにカーボンファイバーを多用することで、V8仕様よりも大幅な軽量化を実現するという。
エンジンの最終的な仕様、最高出力などのスペックは2025年春の公開を予定しているが、最高出力は395PSが目標に掲げられている。また、従来の6速MTに加えて、エンジンのパフォーマンスを完璧に補完する新しいデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)の導入もアナウンスされた。
ACカーズのデイビッド・コンザCEOは、2.0リッターエンジンの導入について次のようにコメントした。
「これはAC カーズの成長プログラムにおける、重要なステップだと言えるでしょう。様々なパフォーマンスレベルを持つエンジンをお客様に提供することで、AC コブラ GT シリーズの魅力が広がります。さらに、大排気量エンジンに高い税金を課すマーケットにも参入できるようになるでしょう」