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LEGO Technic Peugeot 9X8
光るライトやハイブリッドシステムを再現
ハイパーカー規程で開発されたハイブリッド・プロトタイプレーシングカー「9X8」で、2022年からWECへの復帰を果たしたチーム・プジョー・トタルエナジーズ。今回、大人向けのレゴ テクニックで、その最先端メカニズムを精巧に再現した「LEGO 42156 プジョー 9X8 24H ル・マン・ハイブリッド・ハイパーカー」を発表した。
レゴ・グループとプジョー・スポールのデザインチームは、その持てる技術をすべて投入し、最新鋭ハイパーカー「9X8」の1/10スケールバージョンを開発。リヤウイングを持たない流麗なシルエット、鮮やかなライムフラッシュのカラーリング、専用開発されたサスペンション、リヤミッドに搭載される2.6リッターV型6気筒ツインターボ、7速トランスミッション、暗闇で光るライトパーツなど、「9X8」が持つ特徴を全て備えている。
開発を担当したレゴ・グループのデザイナー、カスパー・レネ・ハンセンは、9X8の開発作業について次のように説明する。
「レゴとプジョー・スポールというふたつのブランドが、ハイブリッドパワートレインを搭載した最新レーシングカーを再現するため、密接に協力し合いました。レゴ テクニックのエレメントを使って、9X8のエレガントなフォルムやディテールを再現するのはけして簡単なことではありません。プジョーのレーシングチームと共に、クリエイティブな作業に加われたことを誇りに思います」
2022年1月に開始された開発作業
様々な可動式メカニズムを備えたレゴ テクニック・シリーズの最新作「LEGO 42156 プジョー 9X8 24H ル・マン・ハイブリッド・ハイパーカー」は、完成すると全長500mm 全幅220mm 全高130mmという堂々たるサイズ。完成後はギヤボックスやエンジンなど複雑なメカニズムを楽しめる。なお対象年齢は18歳以上となっている。
プジョーとレゴ・グループは、4月15～16日にかけてポルトガルの「アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ」で開催された、WEC第2戦ポルティマオ6時間レースにおいて、実物のレーシングカーと共に、レゴ テクニック製プジョー 9X8を公開。プジョー・スポールのテクニカルディレクターを務めるオリビエ・ジャンソニは、1/10スケールで再現された9X8の完成に喜びを隠さない。
「レゴ・グループとの開発作業は、プジョー 9X8の公開5ヵ月前、2022年1月にスタートしました。プロジェクトの完成までは実に1年かかりましたが、9X8のディテールをレゴ テクニックで完全に再現することができました。写真では分からないサスペンションやハイブリッドシステムについて、何度も何度もミーティングを重ねています。あらためて想像以上の完成度に感動しています」
「LEGO 42156 プジョー 9X8 24H ル・マン・ハイブリッド・ハイパーカー」は、日本を含めた世界の各市場で2023年5月1日から販売をスタート。総ピース数は1775個、価格は2万3980円。下記、レゴ公式ショッピングサイトで注文できる。
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