目次
新時代イギリス車に浸る
Recommend:1 フェラーリの新世代オープン、296GTSをテスト!
新開発のV6エンジンにモーターを加えたPHV、フェラーリ296GTBに、オープン仕様の296GTSが登場した。
ちょっとクラシックなトンネルバックのリヤスタイルが296GTBの特徴だが、そのデザインを壊さずにオープンボディを実現したのは驚きだ。センターコンソールのスイッチを押すだけで14秒でフルオープンになるので、気が向いたらいつでもオープンエアモータリングが楽しめる。
GENROQ9月号では日本に上陸したばかりの295GTSをさっそく伊豆の山道に連れ出し、インプレッションを行った。
V6ハイブリッドミッドシップオープン、その走りはクーペとどう違うのか!?
Recommend:2 見事なまでのライバル関係だった日産GT-RプレミアムエディションTスペックとポルシェ911カレラ4 GTS
販売終了が巷では囁かれていた日産GT-Rだが、新構造マフラーの採用をするなど騒音規制対応を施し、無事2024年モデルが登場した。
NISMOモデルを除く標準形・最上級グレードのGT-RプレミアムエディションTスペックを連れ出し、最大のライバルたるポルシェ911カレラ4 GTSと比較試乗を試みた。
両車を車重1tあたりのパワートルクウエイトレシオで見るとGT-Rが323PS/361Nm、カレラ4 GTSが296PS/361Nmと実に見事なライバル関係であるのに気づく。
熟成を極めた味わい深いGT-Rと爽やかな清涼感あふれるカレラ4 GTS。両車の鮮やかな対比にぜひ注目いただきたい。
Recommend:3 アルピナ初のラグジュアリー3列7シーターSUV、XB7がマイナーチェンジ
2025年に商標をBMWに譲渡することを発表したBMWアルピナ。今後はゴリゴリのスポーツ路線のBMW Mと双璧をなす、ラグジュアリースポーツ路線のサブブランドとして展開するのだろうか?
その去就に注目が集まる中、アルピナの誇るラグジュアリーSUV「XB7」が、ベースとなるX7同様にマイナーチェンジを受けて外観が一新された。
アルピナ独自のチューニングが施された4.4リッターV8ツインターボエンジンなどにスペック上の変化はないが、すでに十分な性能を持っていると言えるだろう。
最高出力621PS、最大トルク800Nmを発揮する高性能SUVは、2660kgという重量級ながら、0-100km/h加速4.2秒で、アルピナがこだわる“巡航”最高速度は290km/hを誇るのだ。
information
GENROQ 2023年9月号
発売日:7月26日(水)発売
特別定価:1100円(税込)
PHOTO/篠原晃一(Koichi SHINOHARA)、小林邦寿(Kunihisa KOBAYASHI)、平野 陽(Akio HIRANO)
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・GENROQ 2023年 9月号