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Mercedes-Benz E-Class All-Terrain
オフロードらしい専用エクステリアを採用
メルセデス・ベンツ Eクラス オールテレインは、メルセデスが誇る4WDシステム「4MATIC」と「AIRMATIC」エアサスペンションを標準装備。最低地上高アップに加えて、専用のオフロード走行モードを採用したことで、ラリーカーが走行するような未舗装路を軽々と走破することが可能になった。
エクステリアは、イリジウム・シルバーの専用ツインルーバー・フロントグリル、ハイグロス・クロームフロント&リヤアンダーライドガード、ステンレススチール製ロードシルガード、ダークグレーホイールアーチライナーなど、オフロードモデルらしいデザイン要素を採り入れている。
ボディサイズは全長4950mm、全幅1904mm、全高1497mmと、車高以外はEクラス エステートとほぼ同じ。標準タイヤサイズは「235/55R18」で、ホイールサイズは標準が18インチ。オプションで20インチホイールをチョイスすることもできる。
快適なスペースが用意されたインテリア
全幅は先代モデルから28mm拡大、ホイールベースは22mm延長され2961mm。これによりリヤシートの幅は1519mmを確保、レッグスペースやヘッドスペースも拡大し、快適な居住スペースが確保された。ステンレススチール製AMGスポーツペダルと、「All-Terrain」ロゴ入りフロアマットを標準装備する。
ラゲッジス容量は内燃機関モデルが615~1830L(PHEVモデルは460~1675L)。シートバックは4:2:4分割可倒式で、リヤシートの背もたれの左右にある2基のプッシュボタンで操作を行う。こちらも標準装備の「EASY-PACK」テールゲートは、イグニッションキー/運転席ドアのスイッチ/テールゲートのロック解除ハンドルを介して自動で開閉が可能だ。
専用のドライブモード「オフロード(off-road)」を選択すると、ドライバーディスプレイとセンターディスプレイは車両データ、コントロールオプション、主要機能などが、見やすいオフロードスクリーンに切り替わる。オフロードモードでは、360°カメラと連動した「トランスペアレント(透明)ボンネット」がドライバーをサポート。センターディスプレイには、車両前方下のバーチャルビューが表示され、ドライバーは大きな石や深い穴などの障害物を、いち早く発見することができる。
PHEVを含む3種類のパワートレインを用意
パワートレインは、内燃機関モデルが、2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボの「E 220 d 4MATIC」(最高出力199PS、最大トルク440Nm)、3.0リッター直列4気筒ガソリンターボの「E 450 4MATIC」(最高出力386PS、最大トルク500Nm)。どちらのモデルも、48V・ISGマイルドハイブリッドシステムを搭載する。
プラグインハイブリッドの「E 300 de 4MATIC」は、2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボに電動モーターが組み合わせられ、システム最高出力312PS、システム最大トルク770Nmを発揮。EVモードでは、電子リミッターで最高速が140km/hに制限され、最大航続距離はWLTP基準で102kmが確保された。