Land Rover Range Rover SV
砂漠のロールス・ロイスの今
AWDのクルマといえば、タフなオフロードを走るためであり、走破性はともかく乗り心地や居住性などは二の次三の次……という時代の1970年に登場したのが初代レンジローバー。フルタイムAWDによる本格的なオフロード性能を持ちながら、美しいデザインと乗用車並みの快適性を持つこのクルマは当時としては画期的な存在で、貴族が狩猟に行くために使ったりして「砂漠のロールス・ロイス」という異名をとるほどでした。
それから半世紀以上が経過し、現在のレンジローバーは5代目。洗練された美しいボディや初代とは比較にならないほどの先進装備と快適な乗り心地は、ますますロールス・ロイスに近づいた感じさえあります。もちろんオフロード性能も一級品。砂地、岩、雪、そして最大水深90cmの河でさえ走破してしまいます。動力性能も素晴らしく、世の中のクルマができることをすべて1台でこなしてしまう、という表現はあながち間違いではありません。
今や多くのバリエーションを持つレンジローバーですが、今回ウナ丼とGENROQが連れ出したのはレンジローバーSV。通常モデルより200mm長いホイールベースを持ち、リヤシートは完全セパレート仕様というリムジンのような1台。快適装備の数々にオヤジふたりで大興奮! 毎度おなじみの茶番劇を繰り広げながらの紹介動画は、この「GENROQ webチャンネル」と「ウナ丼STRUT_エンスーCARガイド」で同時公開!