短い全長に全幅2mというアンバランスが魅力の「ランドローバー ディフェンダー 90」のディーゼルモデルに試乗 | 3枚目の写真（全8枚）

試乗車はエアサスや20インチホイール、アクティブデファレンシャルなどのほか、ルーフラックやボディ側面の物入れなど、総額約230万円のオプションを装着した個体だった。

ボディ奥に押し込まれるようにマウントされた3.0リッター直列6気筒DOHCターボディーゼル。最大トルク650Nmは、上級モデルに搭載される5.0リッターV型8気筒ガソリンの625Nmをも上回る。

インテリアカラーは6色から選択することができるほか、フィニッシャーやヘッドライニングの種類も多く多彩なコーディネートを楽しめる。試乗車はセンターコンソールレス仕様。

3ドアとはいえ室内空間は十分な広さ。ただ、オリジナルをオマージュしたシグネチャーグラフィック（リヤガラスのカラーパネル）を装着すると後席の採光はやや限られる。

3ドアとはいえ室内空間は十分な広さ。ただ、オリジナルをオマージュしたシグネチャーグラフィック（リヤガラスのカラーパネル）を装着すると後席の採光はやや限られる。

ラゲッジルーム容量は297リットル。セカンドシートを倒すと1263リットルまで拡大するが、4名乗車で小旅行へ出かける際などは物足りなく感じるかもしれない。リヤシートの前後スライドはなし。

90 D300のグレードは下から「X-DYNAMIC SE」「X-DYNAMIC HSE（試乗車）」「X」の3種類。いずれも48Vのマイルドハイブリッドで、燃費は9.9km/Lとなる（WLTCモード）。

マイルドハイブリッドの3.0リッター直6ディーゼルターボを搭載する「ディフェンダー90 D300」。