【スクープ!】 改良新型「MINI 5ドア」プロトタイプがテスト走行を実施

【スクープ!】 ガソリンエンジン搭載「MINI 5ドア」のマイナーチェンジ版のプロトタイプを目撃

マイナーチェンジを控えた「ミニ 5ドア」のテスト車両を目撃した。
マイナーチェンジを控えた「ミニ 5ドア」のテスト車両を目撃した。
今回撮影に成功した「ミニ5 ドア」のプロトタイプは、かなりカモフラージュが削ぎ落とされている。ディテールが以前よりも詳細に確認できるようになった。

MINI 5-Door

エクステリアは最小限の変更

これがフェイスリフトであることを考えると、エクステリアに関してはライト類やパネル位置などのコアな要素は大きく変更されないだろう。「クーパー」EVの要素を取り入れたリファインが予想される。

エンジンを冷却するために備えられた、バンパー上下のグリルがEVとの大きな違いだ。また、ヘッドライト内部には水平なフィン状のパーツが見える。テールライトはイギリス国旗である「ユニオンジャック」の意匠を維持するが、よりピクセル化されている様子がうかがえる。

インテリアはアップデートされると予想

ダッシュボードはインストルメントクラスターを廃止したシンプルなものに変更されるだろう。
ダッシュボードはインストゥルメントクラスターを廃止したシンプルなものに変更されるだろう。

インテリアには大幅なアップデートが期待される。すでにデビューしたEVのクーパーと「カントリーマン」は、インストゥルメントクラスターを廃止したシンプルなダッシュボードを備えている。写真を見る限り、このプロトタイプにもドライバーズディスプレイが存在せず、ヘッドアップディスプレイと思われるアイテムが露出している。その右側には、ドライバーがほとんどの機能にアクセスできる9.4インチの円形ディスプレイが配置されると考えられる。

エンジンの変更は小規模?

パワートレインに関する情報はないが、比較的小規模な変更に留まるかもしれない。
パワートレインに関する情報はないが、比較的小規模な変更に留まるかもしれない。

パワートレインの詳細は不明だが、EVとは異なるプラットフォームを使用するためエンジンのアップデートは比較的小規模と考えられる。1.5リッター直列3気筒ターボや、2.0リッター直列4気筒ターボなどが予想される。このマイナーチェンジモデルの登場は2024年前半と予想されている。

48VマイルドハイブリッドにインテリジェントなAWDを組み合わせた「MINI カントリーマン S ALL4」の走行シーン。

新型「MINI カントリーマン」の48VマイルドハイブリッドとインテリジェントAWDモデル「カントリーマン S ALL4」登場

新型「MINI カントリーマン S ALL4」は、2.0リッター直列4気筒MINIツインパワーターボ・ガソリンエンジンに、48Vマイルドハイブリッド・システムが組み合わされたコンパクト・クロスオーバーSUVだ。市街地では俊敏に、田園地帯では快適な走行性能が提供され、舗装路以外での走行にも適していた汎用性能高い仕様となる。

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石川 徹