2023年夏発売予定の新型メルセデス・ベンツ Eクラスの室内詳報

「アプリで使い勝手が増す?」今夏登場の新型メルセデス・ベンツ Eクラスのすごい室内

2023年夏からヨーロッパでの発売が開始される、新型「メルセデス・ベンツ Eクラス」のインテリア。
メルセデス・ベンツは、2023年夏の発売に向けて開発を続ける、新型Eクラスのインテリアを先行公開した。
メルセデス・ベンツは、新型「Eクラス(W214型)」のインテリアを先行公開した。新型Eクラスには、没入感のあるエンターテインメント体験が用意され、五感を使ってミュージック、ゲーム、ストリーミングなど、様々なコンテンツを体験することができる。また、ソフトウェア主導型となり、将来的にインテリアの様々なシステムが、それぞれの好みに沿ったアップデートの基盤となっていくという。

Mercedes-Benz E‑Class

助手席用ディスプレイをオプションで用意

2023年夏からヨーロッパでの発売が開始される、新型「メルセデス・ベンツ Eクラス」のインテリア。
現在、開発が続けられている新型Eクラスは、インテリアのデジタル化を大幅に進めて登場。オプションで助手席用ディスプレイも用意された。

新型Eクラスに、「MBUXスーパースクリーン」を導入。オプションの助手席スクリーンを装着すると、大型グラスに覆われたデジタルディスプレイが、ダッシュボード全面に配置される。また、オプションで「エンターテインメント・パッケージ(MBUX エンターテイメント・プラス)を用意。この中には専用ハードウェア、「Mercedes me」コネクトサービス、サードパーティプロバイダー・データパッケージが含まれる。さらに、販売市場よっては、高速データ通信を可能にする5G通信モジュールも導入される。

新型メルセデス・ベンツ Eクラスに搭載されたコンピュータシステムは、従来は別々の領域にあった演算機能を、単一のプロセッサで実行。例えば、コクピットのデジタルスクリーンと「MBUX」インフォテインメント・システムは、非常に強力な新型センター・オンボード・コンピュータを共有する。このようなネットワーク化により、特にデータの送信スピードが大幅に向上し、パフォーマンスアップを実現した。

新型Eクラスのマーケット投入は発売はセダンからとなり、2023年夏に欧州でのデリバリーをスタート。米国では2023年秋に販売が開始される。現時点で日本市場への投入時期は未定となっている。

車内で「TikTok」や「Zoom」が使用可能に

2023年夏からヨーロッパでの発売が開始される、新型「メルセデス・ベンツ Eクラス」のインテリア。
メルセデス・ベンツは、サードパーティ製アプリの互換性レイヤーを開発。新型Eクラスの室内で「TikTok」や「Zoom」が使用できるようになった。

新型Eクラスのパッセンジャーは、サウンド・ビジュアライゼーション機能付き「アクティブ・アンビエント・ライティング」により、音楽を耳だけでなく目でもで体験することができるようになる。

音楽/映画/アプリからのサウンドを耳で聞き、Burmester製4Dサラウンドシステムのトランスデューサーで音圧を体で感じ、さらにオプションの「アクティブ・アンビエント・ライティング」により、光を視覚的に楽しむことができる。例えば、素早いビートが刻まれると、照明が急速に変化し、流れるようなリズムでは照明のムードがソフトに演出されるという。

オプションの助手席用スクリーンを装着すると、同乗者がテレビやビデオストリーミングなどのコンテンツを視線を逸らさずに楽しめるようになった。最先端のビジュアルシールド機能により、スクリーンの明るさを抑えることができるため、ドライバーの注意力を逸らすこともないという。

今回、メルセデス・ベンツのソフトウェア部門は、サードパーティ製アプリのインストールを可能にする、新たな互換性レイヤーを開発。Eクラスの発売と同時に、エンターテインメントSNS「TikTok」、モバイルゲーム「アングリー・バード」、コラボレーションアプリ「Webex」、オフィスアプリケーション「Zoom」、ブラウザ「Vivaldi」が、センターディスプレイで利用できるようになるという。

デビュー4年目を迎えたメルセデス・ベンツの人気ミドルサイズ SUV「GLE/GLE クーペ」が内外装をアップデート。改良新型としてデビューを果たした。

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