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Volkswagen Polo GTI Edition 25
1998年にデビューした「ポロ GTI」
1998年、フォルクスワーゲンは、エントリーモデルのポロに初めて「GTI」という象徴的な3文字を冠することになった。3代目ポロをベースとする GTIの発売から四半世紀を経た今、フォルクスワーゲンは最高出力207PSを発揮する現行ポロ GTIをベースとした特別仕様車「ポロ GTI エディション25」を発売する。
ポロ GTI エディション25は、スポーツサスペンション、電子制御式デフロック「XDS」などによって走りを強化。さらに専用のデザインディテールや充実の標準装備が採用されている。ドイツにおける価格は3万5205ユーロ、2023年6月1日から2500台限定で予約受付が開始される予定だ。
フォルクスワーゲンのセールス・マーケティング・アフターセールス担当取締役を務めるイメルダ・ラッベは、ポロ GTI エディション25について次のようにコメントした。
「フォルクスワーゲンには豊かな歴史がありますが、中でもポロは最も象徴的なモデルのひとつです。そして、ポロ GTIを愛するファンの皆さんは、私たちにとって本当に大切な存在です。今回のスペシャルエディションは、アニバーサリーイヤーを皆さんと共に祝うために開発されました」
専用セッティングのスポーツサスペンション
ベースとなった「ポロ GTI」は、最高出力207PS(152kW)、最大トルク320Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒直噴ターボTSIエンジンを搭載。7速DCTを介して、前輪を駆動する。0-100km/h加速6.5秒という瞬足を実現した。
限定仕様のポロ GTI エディション25は、専用チューニングが施されたスポーツサスペンションを採用したことで、15mmローダウン化。電子制御式ディファレンシャル・ロック「XDS」との組み合わせにより、ドライビングダイナミクス、トラクションレベル、ハンドリング性能が大幅に向上している。
エクステリアはレッドペイントされたブレーキキャリパー、ハニカムデザインのラジエーターグリル、クロームメッキ製テールパイプなど、クラシカルな「GTI」ルックを採用。さらにグロスブラック仕上げの18インチ・アデレード・アルミホイール、ブラックルーフ、ブラックエクステリアミラーなど、スポーティな専用装備が数多く奢られた。
コクピットに配置された様々な専用装備
インテリアのハイライトとなるのが、「GTI」ロゴをステッチで入れたブラック&レッドのパーフォレーテッド・レザー製プレミアムスポーツシート。レッドの「GTI」レタリングが入りグロスブラックのデコラティブトリムが標準装備。シルパネル・トリムには、限定モデルであることをアピールする「One of 2500」の専用ロゴが配置される。
シフトパドルと「25」ロゴ入り本革マルチファンクション・スポーツステアリングホイールや、上級クラス用ドライブアシストシステムも標準装備する。インフォテインメントシステム「Ready2Discover」は、8インチ高解像度ディスプレイを標準装備し、最先端のコネクティビティ機能が確保されている。
ボディカラーは「ピュアホワイト」「キングスレッド・メタリック」「リーフブルーメ・タリック「スモークグレー・メタリック」「ディープブラック・パールエフェクト」に加えて、ポロ GTI エディション25専用カラーの「アスコットグレー」も用意された。