「メルセデスAMG C 63 S E パフォーマンス」がドイツでの販売を開始

ついに発売開始された「メルセデスAMG C 63 S E パフォーマンス」はF1テクノロジーを投入した最高出力689PSのPHEVサルーン

F1由来の技術を投入したパフォーマンスPHEVとして開発された「メルセデスAMG C 63 S E パフォーマンス」は、セダンとエステートに設定される。
F1由来の技術を投入したパフォーマンスPHEVとして開発された「メルセデスAMG C 63 S E パフォーマンス」は、セダンとエステートに設定される。
メルセデスAMGは、F1からフィードバックされたハイブリッド技術を投入したPHEV「メルセデスAMG C 63 S E パフォーマンス」を発表した。サルーンとエステートに設定され、1年限定の特別仕様「F1 エディション」も販売される。

Mercedes-AMG C 63 S E PERFORMANCE

F1の技術を投入したパフォーマンスハイブリッド

AMG製2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに電気モーターを組み合わせ、最高システム出力は689PSを発揮する。
AMG製2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに電気モーターを組み合わせ、最高システム出力は689PSを発揮する。

「メルセデスAMG C 63 S E パフォーマンス」は、メルセデスAMG・ペトロナス・F1・チームで培ったハイブリッドパワートレイン技術を、公道走行可能な車両に採用。AMG製2.0リッター直列4気筒ターボエンジンをベースに、電動ドライブユニット(EDU)をリヤアクスルに搭載したパフォーマンス・プラグイン・ハイブリッドとなる。ドイツにおける価格は、サルーンが11万4887.96ユーロ、ステーションワゴンは11万6672.96ユーロで、ドイツではすでに予約オーダーが開始されている。

システム最大出力は689PS(500kW)、システム最大トルクは1020Nmを発揮。高度に最適化されたドライブプログラムが状況に応じて電気モーターのパワーとトルクが増強され、市街地での快適な走行と、ワインディングロードやハイウェーでのパフォーマンスドライブを実現した。AMGが自社開発した400V高性能バッテリーを採用しており、電動モーターのみでの走行も可能となっている。

豊富な標準装備のラインアップ

AMG専用エクステリアをはじめ、インテリアにはAMG専用機能と表示スタイルを備えた「MBUX」、「AMGパフォーマンス・ステアリングホイール」などが標準装備される。
AMG専用エクステリアをはじめ、インテリアにはAMG専用機能と表示スタイルを備えた「MBUX」、「AMGパフォーマンス・ステアリングホイール」などが標準装備される。

ドリフトモード、アクティブ・リヤアクスル・ステアリング、8つのAMGドライブプログラムを備えた、4輪駆動システム「AMGパフォーマンス4MATIC+」を搭載。また、20インチAMG軽量アロイホイール、AMG専用機能と表示スタイルを備えた「MBUX」インフォテインメントシステム、AMG専用スイッチを備えた「AMGパフォーマンス・ステアリングホイール」も標準装備される。

「AMG エクステリア・カーボンファイバー・パッケージⅠ(3510.50ユーロ)」「AMG エクステリア・カーボンファイバー・パッケージⅡ(2082.50ユーロ)」「AMG エアロダイナミクス・パッケージ(2082.50ユーロ)」「AMG エクステリア・ナイト・パッケージ(1130.50ユーロ)」「AMG パフォーマンス・アドバンスド・シート・パッケージ(2558.50ユーロ)」など、エクステリアやインテリアには豊富なオプションも用意された。

また、様々な特別装備を採用した「F1エディション」が1年間設定される。モータースポーツからインスパイアを受けた専用エクステリアに、数々なオプションが組み合わされた。20インチ・AMG5ツインスポーク鍛造ホイールは、マットブラックにペイントされ、レッドのリムフランジはFIA F1メディカルカーのカラースキームに準じている。

C63S Eパフォーマンスは日常的なシーンでは優れた快適性と乗り心地、サーキットでのハイパフォーマンスを同時に楽しめるという。

サーキットを全開で走らせても静かに街を走っても最高の万能スポーツセダン「メルセデスAMG C 63 S Eパフォーマンス」

メルセデスAMG曰く「55年の歴史を塗り替える真のゲームチェンジャー」。それが直4エンジン+ハイブリッドシステムを搭載したC 63 S Eパフォーマンスだ。システム総合で680PSを発生するモンスターはいかなる性能を発揮するか? アスカリ・サーキットでのインプレッションを報告する。

キーワードで検索する

著者プロフィール

GENROQweb編集部 近影

GENROQweb編集部