GENROQ2023年9月号発売! 特集は「新時代イギリス車に浸る」

GENROQ 2023年9月号発売中! 特集「NEO BRITISH CARS」アストンマーティンDB12からロールス・ロイス・スペクターまで最新英国車の“今”をお届け!

GENROQ2023年9月号は、最新イギリス車情報が満載の「NEO BRITISH CARS」特集。アストンマーティンのスーパースポーツ「DB12」初試乗。ロールス・ロイスの最新BEVモデル「スペクター」海外試乗記、ロータス・エレトレ、ロータス・エミーラなど注目の英国車記事が満載。先日、日本に上陸したフェラーリ296GTSの最速インプレッションなど、読み応えたっぷりの内容でお届けします。

新時代イギリス車に浸る

Recommend:1 フェラーリの新世代オープン、296GTSをテスト!

296GTBとは微妙に形状が変わっているが、特徴であるトンネルバックスタイルはオープンボディになっても失われていない。屋根を閉めていてもV6ツインターボのサウンドが楽しめるのは大いなる魅力だ。

新開発のV6エンジンにモーターを加えたPHV、フェラーリ296GTBに、オープン仕様の296GTSが登場した。

ちょっとクラシックなトンネルバックのリヤスタイルが296GTBの特徴だが、そのデザインを壊さずにオープンボディを実現したのは驚きだ。センターコンソールのスイッチを押すだけで14秒でフルオープンになるので、気が向いたらいつでもオープンエアモータリングが楽しめる。

ルーフは前後で2分割されて、後端を軸にして重なるように回転し、エンジン上のスペースに格納される。オープンに要する時間はわずか14秒だ。

GENROQ9月号では日本に上陸したばかりの295GTSをさっそく伊豆の山道に連れ出し、インプレッションを行った。

V6ハイブリッドミッドシップオープン、その走りはクーペとどう違うのか!?

Recommend:2 見事なまでのライバル関係だった日産GT-RプレミアムエディションTスペックとポルシェ911カレラ4 GTS

スポーツAWDとして比類ない性能を誇る日産GT-Rとポルシェ911カレラ4 GTS。 世界を代表するエリートAWD2モデルの現在の立ち位置を探ってみた。

販売終了が巷では囁かれていた日産GT-Rだが、新構造マフラーの採用をするなど騒音規制対応を施し、無事2024年モデルが登場した。

NISMOモデルを除く標準形・最上級グレードのGT-RプレミアムエディションTスペックを連れ出し、最大のライバルたるポルシェ911カレラ4 GTSと比較試乗を試みた。

パワートルクウエイトレシオはGT-Rが323PS/361Nm、カレラ4 GTSが296PS/361Nmである。

両車を車重1tあたりのパワートルクウエイトレシオで見るとGT-Rが323PS/361Nm、カレラ4 GTSが296PS/361Nmと実に見事なライバル関係であるのに気づく。

熟成を極めた味わい深いGT-Rと爽やかな清涼感あふれるカレラ4 GTS。両車の鮮やかな対比にぜひ注目いただきたい。

Recommend:3 アルピナ初のラグジュアリー3列7シーターSUV、XB7がマイナーチェンジ

BMWアルピナの誇るラグジュアリーSUV、XB7がベースとなるX7同様にマイナーチェンジを受けて外観が一新された。

2025年に商標をBMWに譲渡することを発表したBMWアルピナ。今後はゴリゴリのスポーツ路線のBMW Mと双璧をなす、ラグジュアリースポーツ路線のサブブランドとして展開するのだろうか? 

その去就に注目が集まる中、アルピナの誇るラグジュアリーSUV「XB7」が、ベースとなるX7同様にマイナーチェンジを受けて外観が一新された。

テスト車が装着していたオプションの鍛造23インチホイール。アルピナブルーに仕上げられたブレーキキャリパーにはALPINAロゴが入る。

アルピナ独自のチューニングが施された4.4リッターV8ツインターボエンジンなどにスペック上の変化はないが、すでに十分な性能を持っていると言えるだろう。

最高出力621PS、最大トルク800Nmを発揮する高性能SUVは、2660kgという重量級ながら、0-100km/h加速4.2秒で、アルピナがこだわる“巡航”最高速度は290km/hを誇るのだ。

information

GENROQ 2023年9月号

発売日:7月26日(水)発売
特別定価:1100円(税込)

PHOTO/篠原晃一(Koichi SHINOHARA)、小林邦寿(Kunihisa KOBAYASHI)、平野 陽(Akio HIRANO)

【関連リンク】
GENROQ 2023年 9月号

キーワードで検索する

著者プロフィール

石川亮平 近影

石川亮平