「メルセデス AMG CLA 45 S 4MATIC+」セダンとシューティングブレークを日本に導入

最高出力421PSの2.0リッター直4ターボを搭載する「メルセデス AMG CLA 45 S 4MATIC+」販売開始

コンパクト4ドア・クーペ/シューティングブレーク「メルセデス AMG CLA 45 S 4MATIC+」の日本における販売がスタートした。
コンパクト4ドア・クーペ/シューティングブレーク「メルセデス AMG CLA 45 S 4MATIC+」の日本における販売がスタートした。
メルセデス・ベンツ日本は、 新型「メルセデス AMG CLA 45 S 4MATIC+」と「メルセデス AMG CLA 45 S 4MATIC+ シューティングブレーク」を発表。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて、販売をスタートした。

Mercedes-AMG CLA 45 S 4MATIC+ / CLA 45 S 4MATIC+ Shooting Brake

シャープな印象の前後ライトを採用

エクステリアは、よりシャープな印象を持つヘッドライト&テールライトのデザインを採用。新デザインの「AMG」ボンネットエンブレムも導入されている。
エクステリアは、よりシャープな印象を持つヘッドライト&テールライトのデザインを採用。新デザインの「AMG」ボンネットエンブレムも導入されている。

「Sensual Purity(官能的純粋)」のデザインに基づき、ラインやエッジを大幅に削減した輪郭など、シンプルな造形を追求した「メルセデス・ベンツ CLA」。流麗かつ力強さを表現したエクステリアデザインと、高い質感や若々しさを感じさせるインテリアデザインを採用し、CLSに続く4ドアクーペモデルとして2013年にデビューした。

2015年からはスタイリッシュなフォルムに高い利便性を融合したワゴンスタイルの「CLA シューティングブレーク」を追加。2019年には現行の2代目がデビューし、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」や、最新の安全運転支援システムを採用するなど、充実の機能を導入している。

今回、日本導入がスタートしたパフォーマンス仕様の新型「メルセデス AMG CLA 45 S 4MATIC+」と「メルセデス AMG CLA 45 S 4MATIC+ シューティングブレーク」は、エクステリアデザインを刷新。ナビゲーションシステムをSクラスなどに採用している最新世代にアップデートし、駐車時や狭い道などで車両の周囲の状況をディスプレイで確認することができる360°カメラシステム、「Burmester」サラウンド・サウンドシステムなどを標準搭載した。

フロントセクションには、よりシャープな印象なデザインのヘッドライト、新デザインの「AMG」ボンネットエンブレムを採用した。リヤセクションはスポーティで安定感のあるリヤビューを演出する新デザインのディフューザーを導入。LEDリヤコンビネーションランプのデザインを変更し、よりシャープな印象を手にしている。

また、両モデルともにホイールデザインを刷新し、足元をスポーティに演出する19インチ鍛造アルミホイールを導入。また、エクステリアカラーに新色の「ハイパーブルー」「スペクトラルブルー」「ローズゴールド」が追加されている。

スポーツカーにも互するパフォーマンス

パワーユニットは、ドイツ・アファルターバッハにおいてハンドメイドで組み立てられた、2.0リッター直列4気筒「M139」ターボエンジンをを搭載。最高出力は421PSと、スポーツカーにも互するパフォーマンスが与えられている。
パワーユニットは、ドイツ・アファルターバッハにおいてハンドメイドで組み立てられた、2.0リッター直列4気筒「M139」ターボエンジンを搭載。最高出力は421PSと、スポーツカーにも互するパフォーマンスが与えられている。

パワーユニットは、最高出力421PS(310kW)、最大トルク500Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒「M139」ターボエンジンを搭載。ツインスクロールターボチャージャーや、可変バルブリフトシステム「CAMTRONIC」を採用し、最大トルクを5000〜5250rpmの範囲で発生させるなど、自然吸気エンジンに近いトルクカーブ特性を実現した。

エモーショナルな加速感を味わうことができるだけでなく、レスポンスや吹け上がりの改善も行い、レブリミットも7200rpmに設定するなど、スポーツカー級のエンジン性能が与えられた。

「M139」エンジンはメルセデス AMG本社があるドイツ・アファルターバッハで「One man – one engine」という哲学のもと、厳格な品質基準に従って、1名のマイスターが1基のエンジンを最初から最後まで責任を持って手作業で組み上げるという、生産方式を採用している。

パワフルなエンジンに組み合わされる「AMGスピードシフト8速デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」は、全速度域でのきわめて自然な加速性能に加え、素早いシフトとシフトアップ時の最適なギヤのつながりが得られるようにセッティングされた。

エキゾーストシステムには自動制御式フラップを装備しており、選択したドライブモードに応じて、バランスの取れた音色から、ドライバーの感性を刺激するモータースポーツ譲りのエキゾーストノートまで、自由に切り替えを行うことができる。

新たにAMGパフォーマンスステアリングを導入

コクピットには、静電容量式センサーを備えた、新世代のAMGパフォーマンス・ステアリングを採用。ステアリングホイールを握っていることが自動検知される。
コクピットには、静電容量式センサーを備えた、新世代のAMGパフォーマンス・ステアリングを採用。ステアリングホイールを握っていることが自動検知される。

インテリアは、新世代のAMGパフォーマンスステアリングを採用。3本のツインスポークにより近未来的なスポーティを演出する。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定、安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能性も備えている。

今回、「アクティブ・ディスタンスアシスト・ディストロニック」使用時のハンズオフ検知機能のため、ステアリングホイールのリムに、静電容量式センサーを備えた新開発のパッドを搭載。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ステアリングホイールを握っていることが認識され、使い勝手が大幅に向上した。また、センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止し、すっきりとしたデザインとなっている。

6つのドライブモードが用意されており、センターコンソールの「AMG DINAMIC SELECT」か、AMGパフォーマンスステアリングのスイッチを介して、様々な状況に合わせた制御を選択することができる。各ドライブモードは、エンジン/トランスミッション/サスペンション/エキゾースト/ステアリングの制御が変更可能となっている。また、ドライブモードとは独立し、マニュアルシフトへの切り替えなどを、センターコンソールの液晶表示ボタンでも操作できる。

車両本体価格(税込)

メルセデス AMG CLA 45 S 4MATIC+:1044万円
メルセデス AMG CLA 45 S 4MATIC+ シューティングブレーク:1057万円

【問い合わせ】
メルセデス・コール
TEL 0120-190-610

【関連リンク】
・メルセデス・ベンツ公式サイト

改良新型の日本導入が開始された、「メルセデス・ベンツ CLA(左)」と「メルセデス・ベンツ CLA シューティングブレーク(右)」。

メルセデス・ベンツ「CLA」「CLA シューティングブレーク」改良新型デビュー「内外装を刷新して安全運転支援システムを充実」

メルセデス・ベンツ日本は「CLA」と「CLA シューティングブレーク」の改良新型を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークにおいて、注文受付を開始した。なお、「CLA 180」は11月以降の注文受付を開始を予定。デリバリーは「CLA 200 d」と「メルセデス AMG CLA 35 4MATIC」が9月25日から、「CLA 180」は11月以降を予定している。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…