「PHEV「SEALION 6」で示す“EVを主役にしたハイブリッド”という新提案

BYD Auto Japanは2026年2月3日より、俳優・長澤まさみさんを起用したBYDブランドCMの第3弾「SUPER HYBRID 体感」篇の全国放映を開始した。

EV専業メーカーとして知られるBYDが、新たな選択肢として打ち出すのは、独自のプラグインハイブリッド技術「DM-i(SUPER HYBRID)」。日本市場初導入となるPHEV SUV「BYD SEALION 6」を通じ、EVとエンジンの“いいとこ取り”を訴求する。

本CMは、2024年から展開されてきた「ありかも、BYD!」シリーズの最新作にあたる。

街中ではEVとして静かに走り、長距離ではエンジンとモーターを組み合わせた高効率走行へと自動で切り替わるSUPER HYBRIDの特性を、日常的なドライブシーンの中で表現。長澤まさみさんが発する「ハイブリッド。なのに、電気だけでも走れる。」というセリフは、BYDが狙うポジショニングを端的に示している。

EVの快適性と、航続距離に対する安心感。その両立こそが、今回のCMで描かれる最大のテーマだ。

主役は日本に導入されたPHEV SUV「BYD SEALION 6」

CMの舞台となるのは、ミドルサイズSUV「BYD SEALION 6」。BYD独自のDM-i(デュアルモード・インテリジェント)を搭載し、日常走行の大半をEVとしてカバーしながら、長距離ではエンジンを併用する“電気主役”のPHEVとして開発された。

日本仕様はFWDとAWDの2グレード展開。AWDモデルでは0-100km/h加速5.9秒という、スポーツSUVとしても十分な性能を確保している点も注目だ。

  • 駆動方式:FWD/AWD
  • パワートレイン:PHEV(DM-i)
  • 価格(税込):398万2,000円〜

撮影現場でも伝わった「生活目線」のリアリティ

制作エピソードでは、長澤まさみさんがSUPER HYBRIDの仕組みに強い関心を示していた様子が語られている。
「災害時にも安心ですね」「最近は渋滞も多いので、こういう仕組みだと良いですね」といったコメントは、単なる広告表現にとどまらず、日本市場特有の使用環境を意識した姿がBYDの戦略と合致している。

また、室内空間や内装カラーに対する評価、「寝転べますね」「キャンプにも良さそう」「色がすごく品があって綺麗ですね、ときめきました」とキャンプや車中泊といったライフスタイルへの言及もあり、SEALION 6が“スペック訴求型”ではなく、“生活に溶け込むSUV”として描かれている点は印象的だ。また、撮影を通じて体感した新しい走りや、プライベートで挑戦してみたいことまで、自然体の言葉で語っている。

BYDといえばEVのイメージが強かったという長澤まさみさんですが、SUPER HYBRIDを初めて体験し、「改めてすごい技術だなと感動しっぱなしだった」とコメント。走行状況や道路環境に応じて最適な走りを選んでくれる賢さや、長距離でも安心して走れる点に大きな魅力を感じたそうです。「ぜひ自分でも運転して、楽しい場所へ出かけてみたい」と、ドライブへの期待を膨らませた。

実際にSEALION 6に乗り込んだ印象については、まず外装と内装の色味に「ときめいた」と語り、上品で洗練されたデザインや、高級感のあるレザーシートを高く評価。BYDならではの大画面ディスプレイや車内でカラオケが楽しめる点にも触れ、「仲間と遊びながら旅ができそう」と、車内時間の楽しさをイメージしたようだ。

ロングドライブの行き先としては、冬の北海道をセレクト。スキーが趣味だという長澤まさみさんは、雪道での安定した走りや静粛性に魅力を感じ、「綺麗な真っ白な雪の中で、このおしゃれな車に乗ってみたい」と笑顔を見せました。

CMのキーワード「いよいよありかも、BYD」にちなみ、今後挑戦してみたいことについては、ピアノ、太極拳、能といった“習い事”を挙げ、「体を動かしながら文化にも触れたい」「毎日が習い事で忙しくなったらいいな」と前向きな思いを語っています。

最後にCM視聴者へ向けて、EVの車に乗ったことがない方も、乗ったことがあるという方も、そして今回、新しくSUPER HYBRIDを携えたこのBYD SEALION 6、まだ見たことがない方がほとんどだと思いますとコメント。ぜひ販売店で試乗し、実際に体感してほしいとメッセージを送った。

EV専業メーカーが示す、次の一手とは

BYDのPHEV「SEALION 6」

BYDはこれまでEVメーカーとしてのイメージが先行してきたが、日本では充電インフラや使用環境への不安も根強い。そうした中で投入されるSEALION 6は、「EVか、エンジンか」という二択ではなく、その中間を高次元で成立させる現実解とも言える。

CMラストの「いよいよありかも、BYD!」というフレーズは、EVに慎重だったユーザー層に向けた明確なメッセージだ。