傷や汚れが目立つ光沢インテリアパネルのお悩み解消には、”補修のホルツ”による専用処方のコンパウンドが効く!【CarGoodsMagazine】

うっすらと白ボケした内装パネルは、度重なる乾拭きによって細かいキズがついてしまいがち。このキズは、コーティングで埋めるのではなく、馴らすことで本来のツヤを取り戻すのが得策だ。
汚れはケミカルの洗浄力で落とし、小傷にはコンパウンドと、カーケアの基本は変わりはない。しかし、特殊素材にはまた別のアプローチが必要になってくる。最近その数を増やす流行りの光沢インテリアパネルなどはその最たる例だ。

ピアノブラックや木目調など、表面に光沢を持たせたインテリアパネルを使った車両がここにきて増えている。高い質感をもった繊細な表面だけに、一般的なプラスチックパネルと同様にゴシゴシと乾拭きしてしまうと細かいキズが残ってしまいがち。また、高いレベルで表面をならされた上質仕上げだけに、手アカなどによる汚れも目立ちやすく、そして時間とともにツヤ感も失われがちと言える。
元々が高い質感を持つだけに、くすんだ表面は余計にみすぼらしく見えてしまう。その上質さは定期ケアがあってこそだ。

超微細研磨粒子で本来の質感を損なわない!

そんなインテリアパネル類の清掃に最適なのが、”光沢パネル専用”にあつらえられたコンパウンドだ。ここで紹介するのもまさにその一例。最終仕上げ用のコンパウンドでもある超微細研磨粒子を採用することで、仕上げの上質さを大きく損なうことなく、本来の質感を取り戻しやすい。
内装だけでなくピラーカバーやメッキ樹脂パーツなど外装でも活用できるため、仕上げにこだわる繊細な部位にこそ、何かと役立ってくれるはずだ。

Holts『ハイグロスコンパウンドセット MH685(実勢価格:1815円/税込)

作業手順はそれほど変わりないものの、手順を踏んだ丁寧な作業が必須

使い方そのもののはそれほど難しくないものの、繊細な磨き処理には変わりないため、しっかりと手順を踏んだ作業が必須だ。
まずは周辺のパーツにコンパウンドが付着しないよう、施工場所周辺をマスキングテープで養生する。質感の違う周辺パネルまで磨いてしまうとツヤ感が合わなくなってしまうことも覚えておきたい。
そしていざ本番。コンパウンドを全体になじませながら磨いていく。縦横直線的に動かすことで余分な磨きキズがつかず、表面の細かいキズを取り去ることができる。
仕上げは付属のクロスを使ってコンパウンドが乾いてしまう前に拭き取れば完了。表面のツヤ感が大きく変わり、本来の光沢を取り戻すことができるのだ。

付属スポンジに磨きシートを巻きつけてコンパウンドを塗布する。あまり大量に塗布しなくても磨き効果は得られる。塗布量はあずき1粒か2粒程度が目安だ。

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