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2018年以来、5年ぶりの活動再開!
2011〜2018年まで全日本ラリー選手権やTOYOTA GAZOO Racing Rally Challengeなどに参戦していたCJRT(クスコジュニアラリーチーム)が5年ぶりに女性だけのラリーチームとなって活動を再開する。2023年の参戦体制として、2018年に同チームでコドライバーを務めTOYOTA GAZOO Racing Rally Challengeでクラスシリーズチャンピオンも獲得した元SKE48の梅本まどかさんを監督に迎えることになった。ドライバーには赤城ありささん、コドライバーは梅本さんが監督と兼任。メカニックは荏崎ろあさんが務める。
活動再開の初戦は2023年7月1日(土)〜2日(日)に群馬県で開催される「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge」第5戦の渋川伊香保ラウンドで、C-4クラスにトヨタ・ヤリスのCVTモデルで参戦する予定だ。
エントランス | CJRT |
監督 | 梅本まどか |
ドライバー | 赤城ありさ |
コ・ドライバー | 梅本まどか(監督兼任) |
メカニック | 荏崎ろあ |
参戦車両は「DL 高崎 くす子 ヤリスCVT」
TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2023にCJRTが投入するマシンはトヨタ・ヤリスのCVTモデルで、参戦車両名としては「DL 高崎 くす子 ヤリスCVT」となっている。
JAFラリーRPN規定で製作されており、Wellpine Motorsportがメンテナンスを担当。タイヤはダンロップを装着する。
なお、「DL 高崎 くす子 ヤリスCVT」の車両規定「JAFラリーRPN規定」とは、JAF登録車両で保安基準に適合し、かつメーカーラインオフ時の諸元が変更されておらず、ナンバープレート付きの車両。もちろん車検期間内で、一般公道を普通に走れなれければならない。ノーマルである諸元を証明するためにパンフレットやカタログなどの携帯が義務付けられているのが面白い。
参戦クラスの「C-4」はトヨタ・ヤリスのクラスで、「Z」「G」「X」「Cup Car」の各グレードをベースカーとでき、CVTと6速MTのどちらでも参戦できる。
車名 | DL 高崎 くす子 ヤリスCVT |
ベース車両 | トヨタ・ヤリス |
車両規定 | JAFラリーRPN車両 |
クラス | C-4 |
メンテナンス | Wellpine Motorsport |
タイヤ | DUNLOP |
「高崎くす子」とは?
クスコのオリジナルキャラクターで2011年に登場。以来、クスコとチームのマスコットとしてラリーカーを飾っており、そしてこのラリーカーのドライバーでもある。キャラクターの詳細な設定についてはオフィシャルサイトを見て欲しい。
2023年は赤城ありささんが高崎くす子のレースクイーンを務め、ラリーカーのステアリングを握る。
梅本まどか監督、意気込みを語る
CJRTでラリーデビューを飾り、2022年11月に開催されたWRC(世界ラリー選手権)第13戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」で完走。RC4クラスで3位入賞を果たした梅本まどかさん。この度、CJRTの監督兼コ・ドライバーとしてチーム再始動に向けての意気込みを語っていただいた。
『今回自分が初めてラリーデビューをしたチーム”CJRT”が5年ぶりに復活し、監督兼コ・ドライバーをさせて頂く事になりました。 最初はコ・ドライバーのお話だけ聞かされていて、正直久しぶりのCJRT、ラリチャレ渋川伊香保と楽しみな気持ち反面、ドライバーの赤城ありさ選手とは初ペアですし、比較的ベテランドライバーさんと組ませて頂く事が多かったので、この緊張感は久しぶりだなとドキドキワクワクしていました』
『そんな中、「監督も兼任で」というお話を頂き凄く驚きましたし、しばらくは不安な気持ちもあったのが正直なところです。今は落ち着き、新たな挑戦が楽しみな気持ちでいっぱいです。
私が一番最初にラリーをしたチームCJRTは思い入れも強く、またここに戻り・これまでの経験を活かして、監督としてもコ・ドライバーとしても赤城ありさ選手のいい走りを導けるよう、ろあメカニックとも協力して頑張っていきたいと思います。
マシンもカッコイイし高崎くす子ちゃんは目立つと思うので是非見かけたら手を振って下さいね♪応援宜しくお願いします☆+』