スバルBRZ、突如燃費悪化?【SUBARU BRZ長期レポート】

まさかのリッター7.74km?! スバルBRZの燃費悪化問題

スバルBRZを相模川の小倉橋の袂で。小倉橋は昔から架かっている結構狭い橋
2023年は道の駅30周年らしい。道の駅は全国に1209駅(8月5日現在)もあるのだそうだが、東京都は1ヵ所しかない。8月3日、そんな東京都唯一の道の駅「八王子滝山」に行ってみた……のだが?
 
TEXT & PHOTO:松沼 猛(MATSUNUMA Takeru)

燃費悪化の原因は給油方法?

スバルBRZを初めて自分で洗車してみた

SUBARU BRZが納車されてから2ヵ月と少々。洗車は1か月点検の時に東京SUBARU杉並店でサービスしてもらっただけだったの。理由は簡単で、この酷暑のなか洗車する気にならなかったワケよ。でも、いい加減汚れが目立ってきたので洗車をすることにした。   TEXT & PHOTO:松沼 猛(MATSUNUMA Takeru)PHOTO:SUBARU

道の駅八王子滝山に訪れてみた

「道の駅八王子滝山」からの帰り道。八王子インターチェンジから中央道に乗る前に7回目の給油を行なった。前回(7月20日)から324.5km走行して給油量は42L。あれ? 走行距離は前回の380.7kmよりも56.2kmも短いのに、給油量は0.09Lしか違わない。実燃費はなんと7.74km/L! 2L4駆ターボのレガシィB4でだってこんな燃費を出した記憶はない。

走行324.5kmでの給油量は42Lだった

ということで原因を考えてみた。
確かに最近は都心部の街乗りも多かったが、それだけでここまで燃費が悪化するものだろうか? もうひとつ考えられるのは今回の給油がフルサービスだということ。それ以前の6回うち、フルサービスは6月10日の1回だけで、そのときはまだ慣らし運転中だったのでちょっと参考にはならないかもしれない。

じつはBRZにしてからセルフステンドで給油するときは、給油ノズルのストッパーが作動したところで給油をやめていた。しかし、フルサービスの場合は油面が目視できるところまで継ぎ足し給油するのが普通なので、そのぶん給油量が増えているはずだ。
かくゆう私もレガシィB4以前は継ぎ足し給油をしていた。しかし、この歳になると老眼が進行していて、吹きこぼれないギリギリまで給油するのが面倒になっていたので、BRZからは継ぎ足し給油をやめている。
実際継ぎ足し給油ってかなりの量が入るものなのでこの可能性が高そうだが、この考察は次回の給油に持ち越すこととしよう。

エアコンを使用していて気づいたこと

8月3日に給油した後、5日は神奈川県相模原市、6日は東京都荒川区に取材のためにBRZを使用。

相模川の小倉橋のすぐ北側には新小倉橋がかかっている。車線が多く圏央道にインターチェンジにも直結している
6日は都区内の取材だったがゲリラ豪雨を警戒してBRZで出かけた

とにかく今年は暑いということで、BRZのフルオートエアコンも稼働しっぱなし。温度設定は外気温にもよるが、運転席・助手席共に22~25℃ぐらいで調節している。
温度設定が低いとフロントガラスの外側下部に水滴が発生するのが気になるといえばなる。

エアコンの設定温度が低いとフロントガラスの外側下部に水滴が発生する

外側に水滴が発生するということは車内の温度が外よりも低いということだが、かといって車内が凍えるほど寒いというわけでもないし、やっぱり今年の暑さは尋常じゃないのかもしれない。

レガシィB4からSUBARU BRZへ 4駆ターボマニアの僕が買い換えたワケ

2023年1月。唐突に新車を買おうと思い立った。その理由は現在乗っている2006年式SUBARU BL5 レガシィB4 2.0GT spec B(6MT)が、今年の5月で丸17年、8回目の車検を迎え、走行距離も19万km近かったからだ(現在は19万2000km)。 TEXT & PHOTO:松沼 猛(MATSUNUMA Takeru)

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著者プロフィール

松沼 猛 近影

松沼 猛

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる…