「走る・曲がる・止まる」といったクルマの基本性能、環境に配慮したデザイン性に加えて、機能性およびコスト競争力を競う
このコンテストの目的は、ものづくりの楽しさや環境問題、エネルギーについて学び、学生の創意工夫や知的挑戦を促し、その体験を通じて独創性に富む人材を育むこと。参加者の中・高校生がチームを組み、電気自動車を手作りで製作し、「走る・曲がる・止まる」といったクルマの基本性能、環境に配慮したデザイン性に加えて、機能性およびコスト競争力を競う。
同コンテストは、武蔵工業大学(現:東京都市大)が1998年に「バッテリーカーコンテスト」として初めて開催し、2012年に「都市大エコ1チャレンジカップ」へと名称を変更。2019年からは日産が地域社会への貢献、将来世代を見据えたサステナビリティの取り組みの一環として共催を開始し、名称を現在の「エコ1チャレンジカップ ~中・高校生による手作り電気自動車コンテスト~」へと変更した。2021年からは自技会も主催者に加わり、3者の共同開催となっている。
なお、競技の様子や結果については自動車技術会の公式サイトにて公開される予定だ。