カーボンのVヴェゼルを採用したフロントグリル、ゴールドのブレーキキャリパー、そしてフロントフェンダーの専用エンブレムが特別感を演出
アルファロメオの永遠のシンボルとも言うべきクアドリフォリオは、第14回タルガ・フローリオに出場したレーシング仕様の「RL」でデビューしてから、2023年でちょうど100年が経過した。この記念すべき特別な年にジュリアとステルヴィオの限定モデル、「クアドリフォリオ100thアニヴェルサリオ」が導入される。
この限定車は、新しいクアドリフォリオをベースに、特別なモントリオール グリーンのボディにゴールドをあしらったカラーリングが特徴。エクステリアでは、フロントグリルにカーボンのVヴェゼルを採用し、ブレーキキャリパーをゴールドに仕上げている。そしてフロントフェンダーには100周年記念特別エンブレムをあしらい、特別なモデルをさりげなく主張する。
ブラックが基調のインテリアは、ゴールドステッチを随所に施した高級感のある特別な仕立て。全席にレザー/アルカンターラシートを採用し、フロントダッシュボードには、100周年記念特別ロゴのゴールドステッチをあしらっている。
ジュリアおよびステルヴィオのトップパフォーマンスグレードであるクアドリフォリオは、2024年上半期に刷新される予定。今回の限定車は、この新たなクアドリフォリオをいち早くベースに設定した特別な限定モデルとなっている。
新しいクアドリフォリオには、機械式のLSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)が追加され、アンダーステアを低減し、トルク伝達の最適化や安定性およびコーナリングスピードの向上が可能になる。510ps/600Nmを引き出す総アルミニウム製の2.9ℓV型6気筒ツインターボエンジンのほか、ZF製8速ATの150msという素早い変速は健在だ。