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車両コンセプトを最大限まで表現したエクステリアデザイン
新型「D-MAX」では、主にフロントとリアのデザインが一新され、新モデルのコンセプトである「剛」(STRONG&AGGRESSIVE)、「駆」(SPORTY)、「進」(FUTURISTIC & DIGITAL)が表現されている。フロントは、エンジンフードのセンターにパワーバルジ形状を追加し、フロントグリルをより高く幅広くすることで、力強さを強調。ヘッドランプはDRL(デイタイム・ランニング・ライト)を上部に配し、3つのキャラクターランプを追加することで、新しさとスポーティーさが演出されている。
リアは、テールランプのデザインをLEDライトチューブによる3段L字型モチーフで強調し、翼を広げているような印象と車両のワイド感が表現されている。また、フロントバンパー左右にエアカーテンを新設し、テールゲート上部のスポイラー形状を大型化することで、空力性能を向上させ機能美が追求されている。
オフロードモデルでも上質さを重視したインテリアデザイン
インテリアのコンセプトは「靭」(STRONG & SUPPLE)、「麗」(HIGH-CLASS & SOPHISTICATED)だ。インパネのセンタークラスターには、新しいU字シェイプが採用され、力強さとインフォテーメントディスプレーの一体感が強調されている。インフォテーメントディスプレーは、ダイヤル式スイッチを追加することで操作性を向上させている。
インパネガーニッシュとドアインサート、シート素材には、ミウラ折りパターンをモチーフにしたデザインが取り入れられ、新しさと高級感を演出。7インチに拡大したメーター内のTFTディスプレーとインフォテーメントディスプレーには、いすゞユニークのGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)を採用することで、タッチスクリーンの使いやすさと視認性が向上し、洗練された上質感が実現された。
ラフトレインでも最適なトラクション・コントロールを実現
リアデフロック作動時のトラクションコントロール領域を広げることで、片輪が浮いて駆動力が抜けてしまう場合でも、浮いているタイヤのブレーキ制御を行い、もう一方のタイヤに駆動力を伝達することにより、悪路での脱出性が向上された。さらに、ラフテレインモードを新たに追加し、悪路走行に最適なブレーキ、エンジン制御が可能になった。車両が最適なタイヤ回転数になるよう、エンジン出力やブレーキを制御し、アクセル操作だけで、悪路での発進・加速時のトラクションを確保し、高い走破性を実現されている。
エンジンは 3.0リッター 4JJ3ガソリンエンジンを搭載し、6速ATミッションを介して140ps/3,600rpm、450ps/1,600-2,600rpmを発揮する。
新型「D-MAX」 車両概要
全長(mm) | 5,305 |
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全幅(mm) | 1,880 |
全高(mm)ルーフレール込 | 1,810 |
ホイールベース(mm) | 3,125 |
トレッド(前/後)(mm) | 1,570 |
最小回転半径(m) | 6.1 |
タイヤ | 265/60R18 |
エンジン(4JJ3) 排気量(cc) | 2,999 |
出力(kW/rpm) | 140/3,600 |
トルク(Nm/rpm) | 450/1,600-2,600 |
トランスミッション | 6AT |
空車重量(kg) | 2,035 |
CO2排出量(g) | 186 |