いすゞ、タイ向け「D-MAX」を大幅改良!世界戦略車の3代目モデルはスタイリングを刷新!

ISUZU D-MAX V-CROSS (タイ仕様)
いすゞ自動車は、大幅改良した1トン積みピックアップトラック「いすゞ D-MAX」を、10月6日にタイで発表した。3代目にあたる新型「D-MAX」は、10月12日よりタイで販売が開始され、順次グローバルに展開される。

車両コンセプトを最大限まで表現したエクステリアデザイン

新型「D-MAX」では、主にフロントとリアのデザインが一新され、新モデルのコンセプトである「剛」(STRONG&AGGRESSIVE)、「駆」(SPORTY)、「進」(FUTURISTIC & DIGITAL)が表現されている。フロントは、エンジンフードのセンターにパワーバルジ形状を追加し、フロントグリルをより高く幅広くすることで、力強さを強調。ヘッドランプはDRL(デイタイム・ランニング・ライト)を上部に配し、3つのキャラクターランプを追加することで、新しさとスポーティーさが演出されている。

リアは、テールランプのデザインをLEDライトチューブによる3段L字型モチーフで強調し、翼を広げているような印象と車両のワイド感が表現されている。また、フロントバンパー左右にエアカーテンを新設し、テールゲート上部のスポイラー形状を大型化することで、空力性能を向上させ機能美が追求されている。

オフロードモデルでも上質さを重視したインテリアデザイン

インテリアのコンセプトは「靭」(STRONG & SUPPLE)、「麗」(HIGH-CLASS & SOPHISTICATED)だ。インパネのセンタークラスターには、新しいU字シェイプが採用され、力強さとインフォテーメントディスプレーの一体感が強調されている。インフォテーメントディスプレーは、ダイヤル式スイッチを追加することで操作性を向上させている。

インパネガーニッシュとドアインサート、シート素材には、ミウラ折りパターンをモチーフにしたデザインが取り入れられ、新しさと高級感を演出。7インチに拡大したメーター内のTFTディスプレーとインフォテーメントディスプレーには、いすゞユニークのGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)を採用することで、タッチスクリーンの使いやすさと視認性が向上し、洗練された上質感が実現された。

ラフトレインでも最適なトラクション・コントロールを実現

リアデフロック作動時のトラクションコントロール領域を広げることで、片輪が浮いて駆動力が抜けてしまう場合でも、浮いているタイヤのブレーキ制御を行い、もう一方のタイヤに駆動力を伝達することにより、悪路での脱出性が向上された。さらに、ラフテレインモードを新たに追加し、悪路走行に最適なブレーキ、エンジン制御が可能になった。車両が最適なタイヤ回転数になるよう、エンジン出力やブレーキを制御し、アクセル操作だけで、悪路での発進・加速時のトラクションを確保し、高い走破性を実現されている。

エンジンは 3.0リッター 4JJ3ガソリンエンジンを搭載し、6速ATミッションを介して140ps/3,600rpm、450ps/1,600-2,600rpmを発揮する。

新型「D-MAX」 車両概要

全長(mm)5,305
全幅(mm)1,880
全高(mm)ルーフレール込1,810
ホイールベース(mm)3,125
トレッド(前/後)(mm)1,570
最小回転半径(m)6.1
タイヤ265/60R18
エンジン(4JJ3) 排気量(cc)2,999
出力(kW/rpm)140/3,600
トルク(Nm/rpm)450/1,600-2,600
トランスミッション6AT
空車重量(kg)2,035
CO2排出量(g)186
タイ向け V-CROSS (ダブルキャブ 4×4 AT)
シングルキャブ / Regular Cab
エクステンドキャブ / Space Cab
ダブルキャブ / Crew Cab

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