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エクストレイルを魔改造しちゃった「アグレッシブなパパ」がコンセプト!
日産自動車が「東京オートサロン2024」に展示する新型コンセプトカー「エクストレイル クローラーコンセプト(X-TRAIL CRAWLER CONCEPT)」を発表した。ミドルサイズSUVのエクストレイルをベースに、悪路や極限の環境を走破する「エクストリームオフロード」と、エクストレイルのDNAである「タフギア」感を一層高めたハードなカスタムが施されている。
このコンセプトカーを発想した背景には以下のようなストーリーが設定されているという。「エクストレイル」ユーザーのお父さんは、独身だった頃、MTBやスノーボードなどエクストリームスポーツに明け暮れていた。やがて結婚し、子供ができると自分に割ける時間はどんどん少なくなっていた。家族との時間はかけがえのないものだが、ふとあの頃の自分を思い返す。
そんな中、独身時代に乗っていたエクストレイルの新型が発表された。昔を思い出し、思い切って新車を購入し走りだすとe-4ORCEの秘められたパワーに魅せられ「このクルマならあの頃のワクワクを取り戻せる!」と思い立ち、険しい傾斜地を走破するロッククローリング仕様にコツコツとカスタムしていった結果、気が付くと「魔改造」されたエクストレイルが出来上がっていた…。
という本当にアリそうなストーリーに、カスタムカー好きとしては、ついワクワクしてしまうこと間違いないだろう。
斬新なピンクのカラーリングで、突き抜けた個性を表現
エクステリアの特徴は、専用の17インチアルミホイールとオフロードタイヤの組み合わせ、専用オーバーフェンダー、5インチのリフトアップ、ルーフラックなどで、傾斜がきつく険しい地形をクルマにて走破するロッククローリングの世界を表現。そして、斬新なピンクとライムグリーンのボディーカラーで突き抜けたインパクトのある外観を実現している。こちらは塗装ではなくフルラッピングで仕上げている。
インテリアでは、ラゲッジスペースに焦点を当て、エクストレイルが追求してきた道具感を表現。2段構成のラゲッジフロアには引き出し収納を採用。凹凸のあるノンスリップラバー素材の床材や大きなアイテムを固定できるベルトとフックを装備。さらに、サイドに取り付けられた様々なギアを装備できるメッシュパネルなど、ロッククローリングやアウトドア活動において必要な機能性を提供し、車内での使い勝手を向上させている。