車中泊やキャンプなど屋外でAV機器を使いたいときはクルマから電源を取れればいいが、夜間でなくともエンジンをかけっぱなしというのはちょっと考えもの。かといって、エンジンを停止したまま使用すれば、バッテリー上がりの危険がある。そんなとき威力を発揮するのがポータブル電源だ。ポータブル電源は、ご存じのように外出先や災害時にも便利な電力供給装置。大容量のバッテリーと多種多様な出力オプションで、AC/DCのいろいろな電気製品に対応することが可能だ。しかし、いくらポータブルとはいえ、あまりに大きくて重いモノは機動性にかけてしまう。ポータブル電源を選ぶ際のポイントは、やはり使い勝手が良く大容量なことだろう。そう考えると、クルマに搭載しても邪魔にならないサイズで、簡単に持ち運びできる重量に収まっているものが理想だろう。
コンパクトサイズでも2000Wに対応!
ポータブル電源やソーラーパネルの販売を手掛けるブルーティの小型ポータブル電源ステーション『AC70』は、奥行き約32cm×幅約21cm×高さ約26cm、重量約10kgとコンパクトサイズながら、バッテリー容量は768Whと大容量。40Wの冷蔵庫なら約11時間稼働可能。AC出力は1000W(AC100V10A)と頼もしい。リン酸鉄リチウム電池を採用し、3000+充放電回数の長寿命と熱安定性を確保している点も魅力だ。
さらに電力リフト機能により最大2000Wまでの電力負荷に対応可能で、電気ポットやヘアドライヤーなども使用できるから、車中泊はもちろん、万が一の災害時でも重宝する。もちろん、USB-A、USB-Cポートを装備。さらにDC12Vシガーライターソケットまで付いておりカー電の使い勝手も〇だ。
使用前の充電方法はAC電源以外からも数種類用意されている
充電性能も高く、独自の高速充電テクノロジーを採用しており、AC充電なら高速モードを選べばわずか45分で80%、1.5時間でフル充電できる。標準モードでも2時間。静音モードなら4時間だ。また、別売のソーラーパネルによる充電、クルマのバッテリーから直接充電、クルマのシガーソケットから充電、発電機や鉛蓄電池からも充電可能となっている。とくに、ソーラーパネルからの充電は、日差しさえあれば充電できるため、万が一の災害時に停電になったとしても充電しできる点がうれしい。
こんなポータブル電源があれば、AV機器を楽しむエリアが拡大することは間違いない。
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著者プロフィール
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20世紀創刊!市販唯一のカー用品専門月刊誌
1999年に季刊誌として創刊後、好評を元に月刊化。当時より続…