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究極は家電を自由に使える大容量
ポータブル電源の手軽さが向上したと言っても、利用シーンによって必要になる容量は異なり、それによって価格帯も千差万別となる。大容量になればなるほど価格がアップするのは当然というわけだ。しかし従来と比べて容量と価格の比率で考えれば、かなりリーズナブルになりつつある。
例えばこれまでではポータブルでは実現不可能であった、住宅1軒分をカバーするような大容量電源でも、その気になれば手にいれることができるのは進化の恩恵と言えるだろう。もちろんアウトドアレジャーではそこまでの容量は必要ないはず。そのためポータブル電源を選ぶ際には、必要な容量をチェックしつつ価格やサイズと合わせて検討するのが基本と言えるのだ。
中でもBLUETTI「AC300&B300」は、基本となるバックアップ電源のAC300と、拡張バッテリーB300の組み合わせでは3072Whの容量を確保。さらにB300を最大4台まで追加できるため、合計で1万2288Whまで容量アップが行え、最大出力も3000Wまで対応している。あらゆる家電製品を長時間運用できるから、災害時の緊急電源として活躍してくれるのだ。
アウトドアに止まらず防災ギアとしても注目
スマホ1台が充電できれば問題ないのであれば、モバイルバッテリーでも十分。しかしヒーターや調理家電を使用するなら、大容量かつ高出力のモデルが必要。長時間複数機器の活用を考えるのであれば、必要となる容量はさらに増していくが、そんなニーズもカバーできる大容量モデルを選ぶことも可能なのだ。
また、災害時のライフラインとしての活用を考えるなら、大容量パッケージという選択肢もあり。地震や台風などの自然災害では、停電も起こり得る。そんな時でも電気が使えれば、冷暖房を活用したり生活のストレスも軽減できるはず。
利用シーンに応じた大容量も選択できるポータブル電源は、バッテリー技術の進化とともに、今後さらに手に入れやすくなる。そう考えると、2024年も注目アイテムとなること間違いなしというわけだ。