5 E-TECHエレクトリックは、ルノーがかつて販売していたハッチバック「5(サンク)」に触発されたデザインを特徴としたEVだ。市販型では、MINIクーパーエレクトリックに対抗して発売されるが、MINIとは異なり5ドアハッチバックボディのみが設定されている。しかし、近い将来はコンバーチブルの導入も予想される。
お馴染みTheottle氏が協力してくれた予想CGは、2ドアコンバーチブルバージョンで、ルーフには格納式ファブリックルーフを備えている。また後部ドアを削除し2ドアに変更、コンパクトなLEDテールライトと、リアウィンドウを新設計しスポーティーに仕上げられている。
キャビン内では5人乗りレイアウトを維持しているが、後部乗員のためのスペースが減少し、ルーフ機構により荷物スペースが大幅に減少している。
果たして噂通りコンバーチブルは登場するのだろうか?もしドロップトップバージョンを導入する場合、5E-TECHのボディと構造に大幅な変更が必要で、このニッチなセグメントに開発コストを投資るすかは疑問もある。次期アルピーヌA290パフォーマンスバージョンでさえ、実用性を考慮して後部ドアを残しているくらいだ。
一方、アフターマーケット企業のEBSが、限定モデルとしてR5のドロップトップバージョンを提供したこともあり、ワンオフモデルとして登場する可能性も否定できない。