2020年10月に発売を開始した三菱ふそうの小型トラック『キャンター』は、10年ぶりにキャブデザインを一新し、独創的デザインの“ふそうブラックベルト”をフロントフェイスに採用。前照灯としての機能が分かりやすいデザインのLEDヘッドライトを“ふそうブラックベルト”と融合することで、同社製品として独自のアイデンティティを表現したフロントフェイスデザインを実現したのが大きな特長だ。
これらが評価され、『キャンター』は去る10月27日に2021年度グッドデザイン賞を受賞したばかりだが、その『キャンター』に、このたび10年ぶりに5速MT車が追加された。MT車はこれまでも継続して市場の需要があったことから、1.5t積載クラスに新規追加設定したという。
これにより、6速デュアルクラッチ式トランスミッション『DUONIC 2.0』でスムーズな走りを提供するオートマチックトランスミッション(以下、AMT)車と、パワフルで自在の走りを提供する5速MT車による2種類のラインアップを確立。ユーザーのより多彩な走行ニーズに対応とともに、AMT車、MT車ともにシングルキャブとダブルキャブの2種類のラインアップを展開して多彩な用途ニーズへ対応していく。
さらに今回発売開始した『キャンター』では、安全装置『バックアイ カメラシステム』を新たにメーカーオプション設定(架装により装着が異なる。詳細は最寄りの販売会社営業担当者まで)。各種先進安全装備により、安全な走行をサポートする。