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3代目 8V系 (2012ー2021年/セダンのみ2013年-2021年)
3代目はVWグループのモジュラープラットフォーム、MQBベースとなった。ボディは先代と比べると多少大型化され、同時にホイールベースも60mm拡大されたことで、室内と後席のスペースが広くなった。3ドア・ハッチバック、5ドア・ハッチバックのスポーツバック、4ドアセダンのセダン、オープンカーのカブリオレの4つの車型があるが、日本ではスポーツバックとセダンのみの導入。日本国内販売は2013年からで、2014年にセダンが追加された。また、スポーツバックにはプラグインハイブリッドカー(PHEV)の「A3スポーツバックe-tron」も用意された。
■2014年式 8V 1.4TFSI 「ひとりでもドライブに出掛けたくなる車です」
ニックネーム:Gohsuke 年式グレード:2014年 8V 性別:男性(50代) 居住地域:東京都
排気量:1.4ℓ トランスミッション:DCT
平均燃費:14.0km/ℓ
長所:クイックで意のままに方向を変えるハンドリング。余計な飾りのないシンプルで飽きのこないデザイン。1400ccと思えない加速感。
短所:後部座席と荷室の狭さ。故障の多さ。1000〜1500回転位のターボラグ。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★☆☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★★☆
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「久しぶりに運転が楽しく、ひとりでもドライブに出掛けたくなる車です」
■2015年式1.4 TFSI 「主張しすぎないけどお洒落な小さな高級車」
ニックネーム:AyT 年式グレード:2015 1.4 TFSI 性別:男性(40代) 居住地域:東京都
排気量:1.4ℓ トランスミッション:DCT
平均燃費:12.0km/ℓ(都内8割)
長所:小排気量だがトルクフル、上品デザインコンパクトでスポーティ。内装のクオリティも高い。
短所:DCTのショックが大きい。
評価
外観:★★★★☆
室内:★★★★☆
走行性能:★★★☆☆
燃費性能:★★★☆☆
装備:★★★★☆ 停止機能つきACC
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「主張しすぎないけどお洒落な小さな高級車というイメージかと思います」
2代目 8P系 (2003-2012年)
初代アウディA3は、VWゴルフⅣとプラットフォームを共有するモデルとして1996年に誕生した。初代は1996-2003年まで販売。2代目は2003年に発売され、シャシーやエンジンなど基本メカニズムは初代同様にゴルフⅤと共有している。3ドア・ハッチバック、5ドア・ハッチバックのスポーツバック、オープンカーのカブリオレの3つの車型があるが、日本では3ドア・ハッチバックとスポーツバックのみの導入。
2005年式2.0 TFSI「上質な乗り心地とホットハッチの2面性を併せ持つ」
排気量:2.0ℓ トランスミッション:DCT
平均燃費:8.6km/ℓ(市街地8割、郊外ドライブ2割)
長所:上質な乗り心地とホットハッチの2面性を併せ持つ。変速遅れとショックを感じさせないDCT。
短所:電装系のマイナートラブルが多い。部品代が高い。
評価
外観:★★★★☆ GOLF GTIに比べて上品でスタイリッシュ
室内:★★★☆☆ TTなどに比べると簡素なインテリア
走行性能:★★★★★ Cクラスのホットハッチとして充分な動力性能と快適性が両立
燃費性能:★★★★☆ 走りの良さを考えるとこんなものかと
装備:★★☆☆☆
満足度:★★★★☆ 大きな故障もなく、日常の使い勝手と高速移動、運転の楽しさがある
このクルマの購入を検討している人にひと言
「GOLF GTIはホットハッチとして良くできているけれど、デザインが好きではなく、乗り心地の上質さが欲しい方にはお勧めできます。アクセルを踏み込んだ時の爆音と、加速感、日本のワインディングを楽しむのに丁度いいパワーがあり、そこまでの高速移動は楽で快適です」