食いつきよく、艶は濃さを増す
その要望は留まることなく「もっと、もっと」を繰り返す。ボディコーティングはその一例だろう。特に、洗車マニアほどにその要求度は高い。それが、たとえ今流行りのお手軽系だったとしても、そのニーズは同様だ。
そのお手軽系コートの牽引役でもあるプロスタッフのCCウォーターは、そんな洗車ファンのニーズを実直に汲んできた。ベースとなるスタンダードモデルが人気を博した後もそこで留まらず、キズ消しや高撥水に保護機能強化と、付加機能を足した派生モデルを次々に追加し、さらにはワンクラス上となる上級品として『ゴールド』まで用意した。
そして今回の商品は、その極めつけ。ゴールドを超える『プレミア』で、ツヤはツヤでも「濃いツヤ」を達成するという最上級モデルだ。
ガラスナノコロイドを連結配合したガラス系艶成分と、耐久レジンの配合が、何よりの証。より濃いツヤ・撥水成分を、より強固にボディに食いつかせるという手法は、一見、使い手の技量に左右されるという側面があった。いわく、使い手を誤るとムラになるというものだ。
事実、インターネット限定での先行販売ではその前提付きでもあったが、その難点をクリアできたからこその一般市販化でもある。市販製品版は、その処方から変えられているという。
既存レベルを超える液剤ゆえに、付属のクロスも例外的になっている点も見逃せない。乾いた状態で施工する場合のクロス表面は、メガネ拭きでも使われる超極細繊維が使われており、そのレベルもわかるだろう。
一見、小難しそうに見えつつも、その実、扱いはフレンドリー。濡れた状態でも乾いた状態でも、どちらの状態でも使用できるほか、ボディのみならずヘッドライトやホイールにも使用可能と、スプレー箇所をあまり気遣う必要はない。めっき部分も問題なく使用でき、さらには内装でもダッシュボードなどに使えるというから、その守備範囲もかなり広い。