洗練されたフォルムと軽快な走り、ジャストサイズが魅力!「マツダCX-30」【最新SUV 車種別解説】

年度ごとに緻密な改良を積み重ねてきた「CX-30」。登場時よりソフトになった乗り心地や、GVC+によりクルマの動きもより素直になった。エクステリアもマフラーカッターやルーフスポイラーが全グレードに標準装備され、よりスタイリッシュな存在感を放っている。
REPORT:岡本幸一郎(本文)/山本晋也(写真解説) PHOTO:平野 陽 MODEL:河辺ほのか

商品改良を何度も重ね進化中 燃費や乗り心地が大きく改善

登場以降、エンジン性能の向上や燃費および排出ガスの改善、足まわりの変更など頻繁に商品改良を行なってきた。直近の改良では、e-スカイアクティブX搭載車において、加速時のエンジンサウンドを強調させるため、吸気口やサイレンサーの部品を変更したほか、シフトアップ毎の変速タイミングとサウンドの変化をシンクロするよう変更した。

エクステリア

マフラーカッターとルーフスポイラーは全グレードに標準装備で、SKYACTIV-X車のみ大径マフラーカッターとなる。ラジオ用アンテナをプリントタイプとして、すっきりしたクーペらしいルーフを実現している。最小回転半径は5.3m。

燃費もさらに改善し、4WDのMT車は2030年度燃費基準75%達成を実現したのも新しい。また、グレード体系も一部変更となり、マツダの他の機種でも人気の高いスタイリッシュな特別仕様車「ブラックトーンエディション」がCX-30にも加わった。

インストルメントパネル

横長タイプの 8.8インチセンターディスプレイは情報量と前方視界を両立するのが狙いだが、スタイリング優先なのかノーズの視認性は良好とは言えない。MTのシフトフィールはスポーツカーさながら、気持ち良く運転できる。

低回転域からリニアに立ち上がるトルクが高回転まで維持されるのもe-スカイアクティブXの美点。抑揚がなく事務的な感のあった登場当初に比べると吹け上がりが良くなり、ドライブフィールがより人間の感性に合うようになった印象を受ける。

居住性

MTであれば、さらにダイレクトにそのフィーリングを味わうことができる。アクセルオフにすると意図したとおりスッとエンジン回転が落ちるので、テンポよくシフトアップしていけるあたりも、MTを楽しむ上で大事な要素に違いない。

うれしい装備

後席中央には格納式アームレスト(ドリンクホルダー付き)を標準装備。 読書灯や後席用エアコン吹き出し口が備わるなど上質な空間だ。
電動テールゲートにはスマートキーを持ったままスイッチを押せば、 ゲートに連動して全ドアが施錠される予約ロックボタンも備える。
狭い駐車場などで役立つ360度ビュー・モニターは全グレードにオプション設定。MT車はフロント用パーキングセンサーとのセットになる。
月間登録台数   1678台(21年10月〜22年3月平均値)
現行型発表      19年9月(一部改良 21年9月)
WLTCモード燃費 19.5 km/l ※「XD」系のFF車

ラゲッジルーム

また、登場当初は硬さが気になった乗り心地も改良で一変し、突き上げや跳ねが大幅に抑えられた。さらにはGVC+によるクルマの動きもより素直になったように思える。このクラスでこれほどスタイリッシュで走りも良いクルマはそうそうない。

※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.141「2022-2023 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。

http://motorfan-newmodel.com/integration/141

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