目次
2022年11月、カワサキが日本で四輪車を販売すると発表。カワサキの四輪車といえば四輪バイク”ATV”はレジャーユースに並行輸入されてきていた。バイクとさほど変わらないサイズで、原付扱いでナンバーが取得できたことから一時期プチブームにもなった。
しかし今回、カワサキモータースジャパンが正規販売するのは、ハンドルとペダルを備え複数名乗車が可能な”クルマ”で、アメリカを中心に人気の小型”オフロードバギー”だ。
カワサキモータースジャパンは2022年12月7日に愛知県豊田市のオフロードコース「さなげアドベンチャーフィールド」で今回日本で販売する3車種4モデルの発表試乗会を実施。
最もスポーティな「TERYX KRX 1000」に加え、実用モデルとなる「TERYX4 S LE」と「MULE PRO FXT EPS」を紹介していこう。
アウトライン
「TERYX KRX 1000」は2名乗車でオフロードをスポーツ走行を前提としたモデルだが、それを4名乗車としてより幅広いレジャーに使えるのが「TERYX4 S LE」。より積載性に特化したのが「MULE PRO」シリーズだ。
■TERYX4 S LE
「TERYX KRX 1000」同様にスポーティなルックスに本格的なオフロード走破性とユーティリティを兼ね備えたモデルで、オフロード走行そのものを楽しむのはもちろん不整地エリアでのモビリティとしての使用も考慮。
広いプラットフォームを実現する堅牢かつ軽量なダブルXフレームを採用。タイヤサイズもやや小径とすることで4名乗車を可能としたスペースを作り出している。
フレームと融合した堅牢なROPS(Rollover Protective Structure/アーチ状のロールバー)で、安全性と高いスポーツ性を両立する。
「TERYX」シリーズとして「KRX 1000」と同じくスポーティなフロントカウルに丸型4灯のヘッドライトをオフセットして配置。フロントエンドに装着されたアニマルガードがタフな用途を物語る。カラーはやはりカワサキのコープレートカラーを基調とした「キャンディライムグリーン×スーパーブラック」となっている。
■MULE PRO-FXT EPS
「TERYX」の2台と全くイメージを異にする「MULE PRO」シリーズは乗車人数と積載に特化したユーティリティモデル。「MULE」は”Multi-Use Light Equipment”の頭文字から取られた”多用途軽機械”で、実は1988年に初代が登場した歴史あるモデルなのだ。
前後2列のベンチシートで最大6名乗車が可能な「MULE PRO-FXT EPS」と、後席を無くして3名乗車とする代わりに広いラゲッジスペースを設けた「MULE PRO-FX EPS」の2モデルが用意される。
スポーティなデザインの「TERYX」シリーズと異なり、シンプルでヘビーデューティなルックスが特徴。シートはベンチタイプでホイールもスチールとなるなど実用性に重きをおいているのがよくわかる。
カラーもあえてカワサキらしいライムグリーンではなく、ティンバーライングリーン単色と樹脂色そのままという構成としている。
ドライブトレーン
■TERYX4 S LE
エンジンは783cc水冷V型2気筒SOHC4バルブ。Vツインエンジンと言うとバイクのエンジンのイメージが強いが、バイクからの流用でもなく、もちろんこのエンジンを搭載しているバイクもない専用品だ。このコンパクトなエンジンをミッドシップにレイアウトすることで、前後重量比48:52を実現している。
4WDはパートタイムの直結式で、前後ともデフを備えリヤデフにはデフロック機構を備わる。トランスミッションはCVTを採用し、ラフロードでもイージードライブが可能だ。
リヤミッドシップで荷台も高いKRX 1000と違い、エンジンとミッションはより中央に寄せられているため本体は覗き見ることはできない。
また、リヤデフキャリアにはヒッチメンバーが設けられており、最大590kgまでの牽引が可能だ。
■MULE PRO-FXT EPS
リヤミッドシップに横置きで搭載されるのは812cc水冷直列3気筒DOHC4バルブエンジン。これに他2車種と同様にCVTのトランスミッションを組み合わせ、パートタイム式の4WDシステムで二輪または四輪を駆動する。
トランスミッションはエンジン左側に配置されており、エンジンとトランスミッションの後端に4WDのトランスファーを配置。トランスファーからフロントデフへのプロペラシャフトが伸び、リヤデフに接続されている。リヤデフにはデフロック機構も備わる。
こちらも同様にヒッチメンバーが装着されており、牽引力は最大で907kgとなっている。
サスペンション・ブレーキ・タイヤ
■TERYX4 S LE
前後ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用し、サスペンション形式だけを見るとリヤサスペンションにトレーリングアームを採用しているKRX 1000よりもスポーティに感じる。
とはいえフロントサスペンションの上下アームはKRX 1000よりは細く、スプリングとショックアブソーバーもそこまでは長くない。それでもショックアブソーバーは別タンク式となっており、調整機構も備えスポーティな走行も視野に入れている。
4名乗車や荷物の積載を考慮しているのか、リヤサスペンションはウィッシュボーンのアーム、下側は特に太く作られている。同じダブルウィッシュボーン形式ではあるが、フロントではアッパーアームに接続したショックユニットをリヤではアッパーアームを避けてロワアームに接続される。調整機構付きの別タンク式ショックアブソーバーを装着するのはフロント同様だ。
ブレーキはフロントが外径200mmのディスクに片押し2POTキャリパーを組み合わせた油圧ブレーキ。
一方でリヤホイール内にはディスクもドラムも見当たらない。
オンボードタイプかと思いきや、デフ側にもブレーキシステムらしきものはない。
これは、デフケース内に組み込まれた密閉湿式ブレーキを採用しているからだ。
あまり耳慣れない形式のブレーキだが、構造としては多板クラッチのような形で、圧着力のコントロール性に優れるとか。
タイヤはフロントが27×9R14 6PRサイズで、リヤが27×11R14 6PRサイズと、リヤが若干太くなっている。リヤデフロックと合わせてリヤのトラクション性能を重視したセットだ。ホイールは前後とも14インチとなる。撮影車両のタイヤはMAXXIS(マキシス)のBIGHORN 2.0を装着していた。
■MULE PRO-FXT EPS
サスペンションは前後のアッパー、ロワ共にAアームのダブルウィッシュボーン形式で、リヤのアッパーアームのみ角断面になっている。ショックユニットは前後ともアッパーアームに接続され、ショックアブソーバーは調整機構を持たないシンプルで実用性に重きをおいた構成だ。
ブレーキは前後とも油圧ディスクブレーキを採用し、ディスク径は212mmとなっており、TERYX4 Sよりも若干ではあるが大径になっている。これは積載時の制動力を高めるためだろうか。
12インチのスチールホイールに装着するタイヤは、フロント26×9.00R12 4RP、リヤ26×11.00R12 4RPと3車種の中で最も小径となっている。
撮影車両が装着するDURO FRONTIERは、台湾のHWA FONG RUBBERグループのブランドで、ATV用として実績がある他、日本ではあまり知られていないが、ATV用以外にもクルマ、バイク、レースと幅広くラインナップしている。
インテリア・ユーティリティ
■TERYX4 S LE
ステアリングはXRK 1000と同じものを装着し、ダッシュボード/センターコンソールはカーボン調とするなど、コクピットなスポーティな雰囲気にまとめられている。
ドライブセレクターは弓の字型のゲート式レバー、パーキングブレーキもレバータイプと”クルマ”としてはオーソドックスな構成なので、乗る際にもあまり戸惑うことはないだろう。
ハンドル左にはランプ類のスイッチを設置する。
小ぶりなモノクロ液晶パネルのセンターメーターに、キーシリンダーや4WD切り替え・デフロックスイッチ、12V電源が備わる。
その下にはアクセサリースイッチを増設できるダミーパネルがあり、さらにその下と左右には小物入れを設置。並列のドリンクホルダーも用意されている。
シフトレバーは手前から「R」「N」「H」「L」。
ペダルは吊り下げ式だが、ほぼ上から踏むようなペダル配置となっている。ペダルはやや小さめで、フットレストがその分大きいものの、フットスペースは意外と狭く感じられる。
■MULE PRO-FXT EPS
実用性を重視したモデルだけに、コックピット周りもシンプルに作られているようだ。前席にも3名乗車するベンチシートだけに、シフトレバーはインパネシフト、パーキングブレーキはハンドル左側に設置している。
TERYX4 S同様にモノクロ液晶パネルをセンターコンソールに配置し、ランプ類、4WD切り替えスイッチ、デフロックスイッチ、キーシリンダーなどもセンターコンソールに集約する。
また、液晶メーターの左右にはアクセサリー追加ようにダミースイッチを配置するほか、メーター直下にはナビ・オーディオ用のスペースにもなる小物入れ、その右側に12V電源を2つ設置している。
ストレート式のシフトレバーは、下から「R」「N」「H」「L」で他の2車種と同じ配列。
パーキングブレーキレバーはハンドル左側のダッシュボードに配置され、手前に引くとブレーキがかかる。一般的なワイヤー式で、レバーの引きしろが効き具合に直結する。MULE PROのみ、引きしろに6(最小)から14(最大)のゲージが振られている。
前後2列のシートと十分な積載量の荷台を確保するため前席が前寄りにあり、そのためフットスペースにはホイールハウスが大きく張り出している。ベンチシートなので左右は拾いが前後は意外と狭い。またペダルレイアウトもやや窮屈な印象だ。
シート
■TERYX4 S LE
4名乗車用に4座の独立したセミバケットシートを設置。フロントシートは前後スライドが可能になっている。KRX 1000と異なりシートベルトは全席で一般的な3点式を採用する。
助手席は右フロントのロールバーとセンターコンソールにハンドルバーを、後席はセンターのロールバーを左右に渡すバーを姿勢保持用に用意して、オフロード走行時のパッセンジャーに配慮している。
また、後席の中央には縦列に2個カップホルダーが用意されているほか、12V電源と小物入れも用意されるなど、後席のユーティリティは他2車種より優れている。
■MULE PRO-FXT EPS
3名乗車のベンチシートを前後2列に配置して最大6名乗車が可能。クッションはあるがシート形状は平板で、ホールド性はそれほど高くないが、シートベルトは全席6名分の3点式が用意されている。
フロントシートの座面を持ち上げると、下には脱着も可能な樹脂製トレイが設けられている。樹脂製トレイは水抜き穴があり、雨などで水が浸入してもトレイ内に溜まらない仕組みだ。
リヤシート座面は荷台を拡大する際に跳ね上げることになるので、座面下は拡大時の荷台の床面になるので物入れなどはない。
リヤキャリア
■TERYX4 S LE
リヤキャリアはリヤゲートなどはない樹脂トレイタイプ。幅は車幅いっぱいまであるが、2列シートの関係で前後長と深さはあまりなく最大積載量は113kgとやや控えめ。底部四隅にタイダウンフックが設けられている。
物を運ぶというよりは乗員の荷物を載せておくスペースといった感じだ。
■MULE PRO-FXT EPS
樹脂製のリヤゲートを備えたリヤキャリアは、滑り止め加工を施したフラットな底部で3車種の中では最も積載性に優れている。リヤシート使用時の前後長はそれほど長くないが、リヤシートを格納してキャリアを延長すると広大なスペースと積載量を確保できる。積載量は6名乗車時は158kg、3名乗車じは453kgとなる。
キャリアの延長も容易で、特に工具は必要なく1人でも数分で可能なレベル。ミニバンのシートフルフラットよりも簡単かもしれない。
アメリカ市場ではリヤゲートを開けた状態で使用するためのエクステンダーや、底面に敷くマットなどのオプションも用意されているが、日本でもぜひ展開してほしいところだ。
またMULE PROは今回お披露目された「MULE PRO-FXT EPS」に加え、3名乗車専用で広い荷台を持つ「MULE PRO-FX EPS」も導入される。
荷台の積載量は「MULE PRO-FXT EPS」の3名乗車時と同様の453kgとなっている。また、こちらの荷台はホイスト機構を備え、ダンプのように持ち上げることができるのが大きな違いだ。
インプレッション
TERYX4 S LEとMULE PRO-FXT EPSの試乗はKRX 1000と異なり林間コースを周回した。スポーツ走行というよりは急斜面の上り下りや道幅の狭いカーブなど、未舗装の林道や山道を想定した試乗コースだ。
KRX 1000の試乗ほどのハードさはないが、長く狭いコースは実用面ではより実践的であると言えるだろう。
■TERYX4 S LE
KRX 1000ほどではないにせよ、4名乗車ながらスポーティな味付けのTERYX4 Sだが、Vツインエンジンの鼓動感はバイクのようでワクワク感が高まる。スペック的にはKRX 1000の約半分の馬力と控えめなのでKRX 1000のような野趣溢れるダッシュをかけられるわけではないが、逆にそれは狭く曲がりくねった未舗装路では安心感につながる。
ただ、CVTだけにスタート時のアクセルからクラッチのミートに若干のライムラグがあって、ラフなアクセルオンから急激にトルクが立ち上がるように感じることもあった。慣れで解決することではあるが、もう少しアクセルオンからクラッチミートまでがスムーズだとより乗りやすく感じるのではないだろうか。ウエイトローラーやプーリーがカスタムできれば好みにセッティングできるかもしれない。
また、クリープ現象がないのでアクセルを開けないと動き始めない。最近のクルマのCVTと比べると違和感があるが、むしろスクーターのCVTと考えれば、むしろこちらがCVTの正統とも言えないこともない。
ハイライトは傾斜15度(=26.8%)の下り坂。着座位置の視点の高さも相まって、一見するとなかなか恐ろしい急角度に見える。路面も、轍こそ落ち葉は無くなっているが、砂利や小石が浮いた乾いた路面はタイヤがロックしたら一気に滑り落ちそうな気がしてしまう。
そこをブレーキの調節だけで下っていくのだが、ABSも付いていないのにフルブレーキでもタイヤはロックせずに進んでいく。歩くような速度ではあるが、タイヤはガッチリと路面に食いついているようで、当初感じた不安感は無くなった。
オープンな直線区間でアクセルを開けることもできたが、多少の凹凸はサスペンションが見事にいなし思った以上にスムーズに走ってくれる。速度は30km/h程度までしか出せていないが、コースの狭さやオープンエアのキャビンで数字以上の速度感があった。
KRX 1000のようなハードなスポーツライドではないが、仲間とトレッキング感覚でオフロードを楽しむにはちょうど良いモデルだ。今回の試乗コースであるさなげアドベンチャーフィールドのようなオフロードコースはもちろん、あるいはこの走破性であればスキー場の夏季ゲレンデを走ったり、冬季のスノーライドも面白いかもしれない。
ナンバーを取得できず公道走行ができない以上、こうした施設でのアトラクションとしての導入に期待したい。
■MULE PRO-FXT EPS
一転、こちらは完全な実用車。ドライビングプレジャーよりも人と荷物を乗せて運ぶことが主目的だ。3気筒エンジンもVツインのTERYX4 Sよりは鼓動感は抑えめで、車体の挙動もマイルドに感じる。
タイヤが3車種の中で最も小径なので、オフロードの走破性としてはどうなのかと思ったが、少なくとも林間コースで不足を感じることはなく、前述の急傾斜でも全く不安は感じられなかった。
むしろTERYX4 Sよりも2cm低い最低地上高と10cm長いホイールベースで、MULE PRO-FXT EPSの方が安定感があるように思われた。おそらく、初めて乗るのであればMULE PRO-FXT EPSが最も乗りやすいのではないだろうか。
主な用途としては公道以外での人と荷物の運搬になるだろう。農場や牧場はもちろん、キャンプ場でテントサイトへ客と荷物を運ぶ際や、スキー場で板とスキーヤー/ボーダーをのせていくゲレンデタクシーなどの用途が考えられる。
アメリカ市場ではスノープラウもオプション設定されるなど、重機や専用車よりも簡易な雪かき車としても利用できるようだ。もちろん、他2車種同様にアトラクションユースもありだ。
扱いやすくマルチに使えるモデルではあるが、やはり惜しいのは公道走行ができないこと。トラクターが小型特殊で公道を走っていることを考えれば、MULE PROの用途であれば特殊免許でも公道走行ができれば使い勝手がさらによくなりそうではある……とはいえ、トラクターのようなものなので一般道を普通のクルマと混走する気にはなれないが。
仕様と価格
TERYX KRX 1000も含め、このTERYX4 S、MULE PRO-FXT EPSが楽しい乗り物であることは今回の試乗で明らかだった。しかし、これらのモデルはナンバーが取得できず公道走行は不可。用途は自ずと限られ、個人が趣味で所有するにはいささかハードルが高いのもまた事実。
とはいえ、カワサキのリサーチでは国内にも確かな市場が存在し、並行輸入を中心にさまざまな用途で使用されていることが判明している。その市場に向けて、正規販売で安心安全の製品を届けていく狙いがある。
ただ、カワサキモータースジャパンも導入決定したばかりということもあり正規取扱店ネットワークもこれから増やしていく段階。2022年度内は8店で40台の販売計画だったが、これはすでに完売した。
2023年度には12店で120台、2024年度には20店で200台の販売を見込んでおり、今後はラインナップの拡充も予定しているという。
実はすでにMULE PROが災害救助用や自衛隊用に官公庁に納入されており、この場合は特例として大型特殊としてのナンバー取得と公道走行が可能になっている。しかし、これについてはカワサキモータースジャパンでの厳しい審査もあり、個人ユースではほぼ不可能となっている。
陸上自衛隊へは試験導入として離島防衛の要となる水陸機動団に「汎用軽機動車」として配備されており、2021年の総合火力演習で初お披露目となった。水陸機動団への配備については、自衛隊も採用したMV-22オスプレイへの搭載が可能であるという点が大きい。
他にも基地内での使用を前提に航空自衛隊や海上自衛隊で採用されているそうだ。
車名 | TERYX4 S LE | MULE PRO-FXT EPS | MULE PRO-FX EPS |
型式 | KRT800J | KAT820B | KAF820F |
サイズ(全長×全幅×全高) | 3185mm×1590mm×2045mm | 3385mm×1625mm×1970mm | 3385mm×1625mm×1965mm |
ホイールベース | 2240mm | 2345mm | 2345mm |
最低地上高(プリロード最大設定値) | 285mm(310mm) | 260mm | 265mm |
シート高 | 前席865mm/後席930mm | 前席880mm/後席965mm | 885mm |
車両重量 | 743kg | 867kg | 830kg |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー | レギュラー |
燃料タンク容量 | 30L | 30L | 30L |
エンジン | 水冷4ストローク90度V型2気筒SOHC4バルブ | 水冷4ストローク直列3気筒DOHC4バルブ | 水冷4ストローク直列3気筒DOHC4バルブ |
排気量 | 783cc | 812cc | 812cc |
ボア×ストローク/圧縮比 | 85.0mm×69.0mm/10.7:1 | 72.0×66.5mm/9.5:1 | 72.0×66.5mm/9.5:1 |
最高出力 | 43kW(58ps)/6750rpm | 35kW(48PS)/5500rpm | 35kW(48PS)/5500rpm |
最大トルク | 64Nm(6.5kgm)/5500rpm | 65Nm(6.6kgm)/3500rpm | 65Nm(6.6kgm)/3500rpm |
トランスミッション | 自動遠心クラッチ付きCVT | 自動遠心クラッチ付きCVT | 自動遠心クラッチ付きCVT |
駆動方式 | パートタイム4WD(直結) | パートタイム4WD(直結) | パートタイム4WD(直結) |
フレーム形式 | チューブラーフレーム | ラダーフレーム | ラダーフレーム |
サスペンション形式(前/後) | ダブルウィッシュボーン | ダブルウィッシュボーン | ダブルウィッシュボーン |
ホイールトラベル(前/後) | 272mm/254mm | 222mm/左217mm・右220mm | 222mm/左217mm・右220mm |
トレッド(前/後) | 1400mm/1330mm | 1389mm/1321mm | 1385mm/1315mm |
最小回転半径 | 5.4m | 4.8m | 4.8m |
ホイール・タイヤサイズ(前/後) | 14インチ・27×9.00R14 6PR 14インチ・27×11.00R14 6PR | 12インチ・26×9.00R12 4PR 12インチ・26×11.00R12 4PR | 12インチ・26×9.00R12 4PR 12インチ・26×11.00R12 4PR |
ブレーキ形式・ディスク径(前/後) | 油圧ディスク・200m 密閉湿式ブレーキ | 油圧式ディスク212mm | 油圧式ディスク212mm |
荷台サイズ(全長×全幅×全高) | 455mm×1210mm×120-220mm | 560mm×1363mm×279mm(6名乗車モード) 1085mm×1363mm×279mm(3名乗車モード) | 1375mm×1355mm×280mm |
最大積載量 | 113kg | 158kg(6名乗車モード) 453kg(3名乗車モード) | 453kg |
最大許容荷重 | 499kg | 733kg | 733kg |
牽引力 | 590kg | 907kg | 907kg |
乗車定員 | 4名 | 6名 | 3名 |
カラー | フラグメントカモグレー(新色) | ティンバーライングリーン | ティンバーライングリーン |
税込価格 | 321万2000円 | 253万円 | 242万円 |