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取り締まられやすい違反に特に注意!
これはなにも年末年始に限ったことではなく、夏休みや観光シーズンにも言えることだが、普段、通り慣れない道を走るクルマ(ドライバー)が増える、そんな時期が、実は、警察にとって取り締まりをしやすい時期でもあるのだ。まさに、4月の期変わりを前にした、最後の反則金ノルマ達成のチャンスといえるだろう。だから注意すべきは、警察が取り締まりやすい違反ということになる。
例えば、交差点での右左折禁止や一時停止等、地元のドライバーにはもう慣れっこだが、不慣れなドライバーは標識さえも見逃しがち。警察官にとっても、交差点で待っているだけで哀れなドライバーが勝手に違反してくれるのだから、まさに濡れ手で粟、というわけだ。
また、普段でも高速道路で追い越し車線を延々と走っているドライバーをよく見かけるが、この時期はさらに通行区分をよく理解していないドライバーが拍車をかけ、これがまた、昨今、はやりの「あおり運転」の温床となっている。パトカーや覆面パトカーにとって、スピード違反車を追いかけることにくれべれば、はるかに気楽に検挙できる。まさに捕まえやすい違反と言えるだろう。
さらに、目的地の地域の取り締まり事情を知らない県外ナンバーにとっては、非定置式速度取り締まり、いわゆるネズミ捕りは最大の鬼門。すでに20を超える都道府県警に配備されている可搬式移動オービスも、フル稼働されるはずだ。他の違反に比べて反則金も桁違いとなるので、できればネットなどで、ご当地のネズミ捕り事情を予習してから出かけて欲しい。
ここで、この時期、取り締まり件数が増えるという4つの違反とそれに関わる反則金、基礎点数を揚げておくので、ぜひご参考までに!
※各地の交通取り締まり情報は、各都道府県警のホームページをチェック!
☆速度違反
◆違反名 速度超過 ・反則金 15km/未満 大型:1万2,000円 普通車:9,000円 15km/h~20km/h未満 大型:1万5,000円 普通車:1万2,000円 20km/h~25km/h未満 大型:2万円 普通車:1万5,000円 25kim/h~30km/h未満 大型:2万5,000円 普通車:1万8,000円 30km/h~35km/h未満(高速道路) 大型:3万円 普通車:2万5,000円 35km/h~40km/h未満(高速道路) 大型:4万円 普通車:3万5,000円 ・基礎点数 15km/未満~20km/h未満 1点 20kim/h~25km/h未満 2点 25km/h~40km/h未満(高速道路) 3点
☆通行帯違反
◆違反名 通行帯違反 ・反則金 大型車:7,000円 普通車:6,000円 ・基礎点数:1点
☆一時停止違反
◆違反名 指定場所一時不停止等 ・反則金 大型車:7,000円 普通車:6,000円 ・基礎点数:1点
☆右左折禁止違反
◆違反名 通行禁止違反 ・反則金 大型車:9,000円 普通車:7,000円 ・基礎点数:2点