効果絶大!
GR86はそもそもカッコいいので、エアロパーツを交換したいとは思わなかった。
とくにサイドステップは、どこぞのエアロパーツですかぃ? というくらいウネリが入っており、とにかくカッコいいからだ。それに、エアロパーツというのはじつは結構大変なのである。
あ、コレ、ご存じない皆さまへの解説なので、ご存知の皆さまはナナメに読んでくれな。わざわざ「そんなこと、知っているし」ってヤフコメしてくれなくていいぜ w、加茂も知ってるからw
閑話休題。エアロパーツだ。
エアロパーツはそもそも買ってきてホイっとつくことは、まずない。採寸したクルマが歪んでたのか(そんなことあまりないけど)、型が歪んできているのか、正規の孔位置では全然つかないとか普通。取りつけられても表面がウネウネしてて、パテで面出ししなければならないことも多い。
そういった修正を板金屋さんで行ない、それから塗装して取りつける。だから、エアロ代が10万円で板金&塗装で10万円というように、工賃がかかるのが普通なのだ(もちろんつけるエアロや取りつけ工程によって金額は変わる)。
しかも、FRP素材は正直薄くて弱い。カーボンもウエットカーボンはFRPと変わらない。ドライカーボンならいいが、バンパーひとつ100万円とかになってしまう……。
そんなわけで、エアロパーツに手を出すのをちょっと迷っていたのだが、ここで見つけたのがGROW Designよ!
こちらはGR86の開発に携わったり、ニュル24時間やスーパー耐久シリーズへも参戦しているレーシングドライバー・佐々木雅弘選手のブランド。ちなみに、アンバサダーでもアドバイザーでもなく、正真正銘、彼が社長の会社のブランドなのだ。
佐々木選手自身が、ちょっとオトナなエアロを作りたいと、こだわり満載で作ったもので、たしかにフロントリップもサイドステップもオーバーフェンダーもさりげない感じが好感を持てる。
しかも、ななななんと! ウエットカーボン製とABS樹脂製があるジャマイカ!
ABS樹脂とは純正バンパーと同じ素材のもの。FRPよりはるかに強くて、ベコベコしなくてすごく良いのだ。しかし、アフターパーツのエアロだとABS樹脂製は型代が相当高いらしく、ほぼ存在しない。ほとんどがFRPなのだ。
そんななか!
さっすがコマケェことにウルセェ佐々木先輩の会社とあって、こだわりのABS樹脂製をラインアップしているのだ! すげぇ。というわけで、カーボンには目もくれずABS樹脂製をチョイス!
取りつけは基本両面テープでボディに孔を開けることもなく完了。見た目にちょっと低くなり、なかなか良いではないか。
オーバーフェンダーもギリギリサイズのホイールを飲み込むようになったので、車検も安心。しかも、片側約8mmの拡幅なので記載変更などの手続きも不要。車高を低くしなくても、低く見えてカッコよくなった。
空力的な効果もちゃんとありそうなので、そこはまた走ってみて確認しようと思うのである。
ちなみに加茂号に取りつけたコチラはGR86 GROW Design AEROセット(ABS樹脂製)エアロパーツ。税込で25万3000円。金額はもちろん、家の中ではナイショである。