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ワークスチューニングの手掛けたZR-V
東京オートサロンのホンダブースには、ホンダのワークスチューニング・ブランドである無限が開発中というコンセプトモデルが並んでいる。
やはり注目は、新しいクロスオーバーSUVモデルとなる「ZR-V」だろう。SUV3.0という商品コンセプトから誕生したZR-Vの乗用テイストの部分を抽出、スポーティなイメージに煮詰めたのが無限仕様のZR-Vといえる。
コンセプトモデルに装着されているアイテムは以下の通り。非常に充実したものであり、完成度も高いことは実際に目の辺りにすれば納得できる出来栄えだ。
●無限ZR-Vコンセプトモデル装着パーツ フロントグリルガーニッシュ フロントアンダースポイラー サイドスポイラー リアアンダースポイラー ガーニーフラップ テールゲートガーニッシュ ドアミラーカバー フロントバンパーデカール ドアサイドデカール テールゲートデカール 19インチアルミホイール スポーツエキゾーストシステム ハイドロフィリックLEDミラー カーボンナンバープレートガーニッシュ(リア) スポーツマット スポーツラゲッジマット ドアインナープロテクター スカッフプレート ドアハンドルプロテクター ナンバープレートボルト
夢を感じさせるカーボン・スタイル
もう一台のコンセプトモデルであるシビックタイプRは、リアルにサーキットでのタイムアップを期待できる雰囲気をまとっている。そのポイントは、スーパー耐久への参戦マシンで開発を進めているという空力デバイスなどの機能パーツだ。
カーボン製リヤウイングやダクト付きフロントフェンダー、的確にエアアウトレットを配したカーボン製ボンネットなど、実戦からのフィードバックを受けたアイテムが目白押しとなっている。
現時点ではコンセプトモデルということで、各パーツの効果やトータルバランスについては未確認の部分も多いというが、今後サーキットテストを積極的に実施することで問題点を洗い出し、市販につなげたいというから期待が高まる。
なお、コンセプトモデルでは、フロントアンダースポイラーやサイドスポイラーなどはカーボン製となっているが、量産時にはFRP製として手が届きやい価格帯にするようなアイデアもあるというから、そのあたりもシビックタイプRオーナーからすると注目だ。