幕張メッセの中央エントランスから入場して、東ホールから西ホールまでを繋ぐ中央モールとの接続部、その西側の角にソメイティとミライトワのモニュメントが立っている。
ちなみにご存じとは思うが、青いマスコットが東京2020オリンピック公式マスコット、ミライトワ。ピンクのマスコットが東京2020パラリンピック公式マスコットのソメイティだ。ミライトワという名前は「未来」と「永遠」のふたつを合わせたもの。世界の人々の心に希望に満ちた未来をいつまでも輝かせたいという願いが込められている。そしてソメイティは日本産の桜であるソメイヨシノと、「非常に力強い」という意味の英語「so mighty」から生まれた名前だ。
さて、なぜ幕張メッセにこのモニュメントがあるのか。それは、東京2020にて幕張メッセで競技が開催された記録を後世に伝えていくため、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会展示コーナーが設置されているからだ。
なので、マスコットのモニュメントの他に幕張メッセで実施されたオリンピック3競技、パラリンピック4競技を紹介する銘板、幕張メッセで実施された競技の日本人金メダリスト9人の手形モニュメントも共に展示されている。ついついクルマの展示が気になって通り過ぎてしまいそうになるが、ちょっと立ち止まって熱戦の記憶に思いを馳せてみるのも良いかもしれない。