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クルマにとっての血液ともいえるエンジンオイル。過酷な状況下でもいかに油膜を保持し、滑らかな潤滑を維持できるかはオイル次第といっても過言ではない。大切に長く乗り続けたい愛車だからこそ、間違いのない銘柄を選びたいものだ。
トップグレードにとどまらないラインアップの豊富さも魅力
石油メジャーとして長い歴史を紡いできたシェルが手掛けたオイルなら、信頼性が高く、安心して注入できる。ただし、シェルのオイルはこれまで街のサービスステーションでしか入手できなかった。それゆえ存在を知っていても、試す機会がなかった……という人も少なくはないはず。
しかし、2022年に「シェル ヒリックスシリーズ」がオートバックスやイエローハットで展開するカー用品店の専売モデルとしてリリースされた! 最高峰グレードとなる「ウルトラ」を筆頭に、「ハイブリッド」や「フューエルセーブ」、「シティ」と多彩なラインアップを揃えている。
いずれもカーボンニュートラル認証を取得した環境に優しいオイルでありながら、F1をはじめとするモータースポーツで培ってきた知見を惜しみなく注入。「情熱も、やさしさも。」と銘打ったキャッチコピーに、シェルの想いが凝縮されている。
『Shell・HELIX ULTRA』が一般的なエンジンオイルと異なる決定的な理由
『Shell・HELIX ULTRA』は天然ガスをベースオイルに採用しているのも特徴的だ。原油を濾過して不純物を取り除いて精製していく一般的なオイルに対し、シェルのヒリックスは、天然ガスを独自のGаsToLiquid(GTL)技術により液体に戻している。それゆえ限りなく不純物がない良質なベースオイルができあがる。不純物が少ないので熱によるスラッジの発生量が抑えられ、高性能が長く続く。
また天然ガス由来ゆえにワックス成分はほとんど含まれず、低温時の流動性に優れているのもポイント。冬場のコールドスタート時もエンジンの隅々まで素早くオイルが行き渡ってくれる。
なかでもハイパフォーマンスグレードの「ウルトラ」は、ACEА規格はもちろん、欧州メーカーのOEM認証を取得済み。メルセデス・ベンツやBMWをはじめとする輸入車にも安心して入れられると早くも評判を呼んでいる。
このヒリックスの登場により、オイル選びの選択肢がさらに広がったといえるだろう。
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