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立体的な大画面を実現するフローティング構造に、有機ELによる高精細ディスプレイなど、最新カーナビゆえのスペシャリティは複数に渡る。そのいずれもを備えるのが本モデル。シリーズ初代の登場以降も、年次のモデルチェンジごとにひとつひとつ特別さを追加して今に至る。
レコーダーリンク機能を搭載し、AV機能も一層充実
最新モデルでは、エンタメ能力にも一層の磨きがかけられており、自宅のレコーダーに録りだめた番組や現在放送中の番組のリモート視聴を可能とした「レコーダーリンク」機能を搭載している。
また、ナビ機能も充実一途だ。有機ELの優位性を引き出すべく高精細で美しい「HD美次元マップ」が採用され、特に3D地図の美しさには目を見張る。夕景や夜景もリアルで美麗。加えて、前年モデルにて果たされたプラットフォームの刷新により、操作レスポンスの一層の高速化も実現しているだけでなく、起動の速さも美点のひとつだ。
シリーズ全般で持つ、変わらないアドバンテージ
本モデルはもちろん、『Strada』シリーズ全般として、その特別さは際立っていた。
まず挙げるべきは、画質の高さだ。市販カーナビで唯一となる有機ELディスプレイの映像描写力は群を抜いて優秀。その美しさは実機を見れば一目瞭然で、機会があればぜひ店頭で見比べてほしい。ひと目見れば分かる。それぐらい、違いは大きい。
2点目は、10V型大画面の汎用化に成功していることだ。10V型ともなると普通は取り付け可能な車種がごく一部に限定される。しかしこのシリーズ設置可能車種数が断トツに多いのだ。その数は2022年末時点で500車種に限りなく近づくほど。実質、2DINスペースが確保できる大半の車種に搭載可能となっている。
昨今、フローティング構造が採用されたナビやメインユニットが人気で数も種類も多くなってきたものの、その元祖にあたるのが『Strada』シリーズでもある。だからこそ、その構造には車載機器ゆえのノウハウが詰まっている。振動に滅法強く、可動範囲の広さも強みになっている。
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