GT300クラスのシリーズチャンピオン連覇に向けて幸先の良いスタート
目まぐるしく変わる天候において、予選18位から優勝したのはTEAM UPGARAGEの「UPGARAGE NSX GT3（小林崇志選手／小出峻選手）」。ドライ路面でスタートした決勝でファーストスティントを務めた小出選手は前半、雨が降り始めるとピットインしてレインタイヤに交換すると、その後は徐々にポジションアップ。レース中盤以降、雨が上がりダンプ路面に転じる中で2回目のピットインにより、いち早くスリックタイヤへの交換とドライバー交代を終えトップに立った。その後、3回目のピットインを挟みながらもトップを守り、再び雨脚が強く3度目の赤旗が振られる中でレースが終了。チームとして2018年以来、5年ぶりの勝利を飾った。また、ヨコハマタイヤ勢ではほかにも「HACHI-ICHI GR Supra GT（佐藤公哉選手／三宅淳詞選手）」が3位入賞を果たしている。
「アドバン」45周年となる今年は「アドバン」最大化への挑戦「ADVAN CHALLENGE」のテーマの下、「SUPER GT」 GT300クラスではシリーズチャンピオン連覇を目指しており、幸先の良いスタートとなった。