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トレッド変形を抑制・接地圧を均一化することで、摩耗ライフを従来のブリザックVRXより17%向上
「ブリザック」は、1988年に、冬道特有の凍結路面や積雪路面などでのより安心・安全なドライブに貢献するために生まれたブリヂストンを代表する冬用タイヤブランド。「ブリザック」ブランドのタイヤは、北海道・北東北主要5都市での装着率が20年連続No.1を誇り、全世界におけるメーカー累計出荷本数が3億本に達するなど、長年にわたりユーザーから高い評価と信頼を得ている「断トツ商品」(企業としての目標を示す表現)だ。
冬道のドライブでは多くのドライバーが凍結路面に不安を感じており、スタッドレスタイヤには高い氷上ブレーキ性能が求められている。今回発売する新商品「ブリザックVRX3」は、「ブリザック」が使命に掲げるさまざまな運転シーンにおいて“安心・安全”を足元から支えることを目指し、従来品(ブリザックVRX2)の全方位にわたる高性能はそのままに、「断トツ」の氷上性能を実現している。
ブリザックVRX最大の特徴は、ブリヂストンのスタッドレスタイヤを支える独自技術である「発泡ゴム」を従来にない新たな発想でさらに進化させた「フレキシブル発泡ゴム」と新トレッドパタン技術を採用することで、従来品対比氷上でのブレーキ性能を20%向上させた点。また、トレッド変形を抑制・接地圧を均一化することで、摩耗ライフを17%向上させている。さらに、ゴムの経年による硬化を抑制する「ロングステイブルポリマー」を配合することで、発泡ゴムの柔らかさをさらに持続させ、効き持ち(※)を向上している。これらの特長を詳しく見ていこう。
※経年によるゴムの硬化によって氷上性能が低下することを抑制し、高い氷上性能が長く続くこと。