近所の人から譲ってもらったS31フェアレディZ。元々はオートマの車両。コツコツと仕上げていき、理想の形に仕上げていった。FRPを使って自作したオリジナルパーツは自慢の一品。
オーバーフェンダーにアイローネゲート、リヤスポイラーを装着してリヤサイドのウインドウにはダクトが設けられ、オリジナリティーにあふれたスタイル。
リヤゲートはS130用アイローネをベースに自作したという力作。この他、ボンネットのエアアウトレットやライトカバーなどもオーナーがFRPで自作。
足回り
ホイールはワークエクイップで、サイズは前が10.5J-15、後ろが11.5J-15(オフセットは不明)と極太だ。これを収めるためにオバフェンはチョイデカサイズ。足まわりはワンオフで、ブレーキは前がタイプMキャリパー+S14ローター、後ろはS14用を移植。
エンジン
エンジンは亀有89Φピストンとフル加工したLD28クランクにL20コンロッドを組み合わせた3.1ℓ。カムは亀有の77度を装着。キャブはソレックス50Φを3連装。 ラジエターはアルミ3層。冷却性を考慮しMDIをコアサポート前に設置。
排気系はステンレス製のタコ足とハーフステンの縦デュアル出しマフラー。
室内
オリジナルの造形を大きく崩すことなく、追加メーターなどを巧みに組み込んだインパネまわり。 大森の追加メーターは右から水温・油温・油圧。
ベースはAT。現在は71Cミッションに載せ換え済み。
今回紹介したフェアレディZの記事は、様々な国産旧車の記事や情報を満載の令和に残るクルマ改造雑誌『G-ワークス』(毎月21日発売)に掲載された記事からの引用・転載になります。